「ストリートファイターリーグ:Pro-JP 2024」Division F 第4節より結果速報が公開
現在開催中の2D対戦格闘ゲーム『ストリートファイター6』を使用した日本最高峰の公式チームリーグ戦「ストリートファイターリーグ:Pro-JP 2024(以下、SFL2024)」。9月18日に行われたDivision F 第4節より、結果速報が発表された。
【写真】Division F 第4節の各チーム結果はこちら
MATCH1:【AWAY】CAG OSAKA vs 広島 TEAM iXA【HOME】
■先鋒戦:× うりょ選手(ジェイミー)(クラシック) vs ひかる選手(A.K.I.)(クラシック) 〇
Division F 首位攻防戦となったMATCH1。先鋒戦、「うりょ選手」のジェイミーに対するは、「ひかる選手」のA.K.I.という組み合わせとなった。序盤から着実に酔いLvを上げ、「無影蹴」を機能させることで先手を取る「うりょ選手」だったが、「ひかる選手」は落ち着いて対処し、相手に決定打を許さない。その後も「うりょ選手」は何度もチャンスを作るものの、「ひかる選手」は見事な判断力と防御力を見せて崩されなかった。終始安定した試合コントロールを見せた「ひかる選手」が、今シーズン4勝目を飾った。
■中堅戦:× えいた選手(豪鬼)(クラシック) vs ひびき選手(リリー)(クラシック) 〇
第1BATTLEは、リリーに簡単に風を纏わせさせないような丁寧な立ち回りと、相手を画面端に追い詰めて倒し切るという豪鬼の理想的な試合展開を作り上げた「えいた選手」が先制する。しかし、第2BATTLEでは、起き攻めの打撃とコマンド投げ「メキシカンタイフーン」の選択肢、さらには「えいた選手」の「無敵技暴れ」など、あらゆる読み合いを制した「ひびき選手」が、瞬く間にBATTLEを取り返した。そして、勝負の最終BATTLEにおいても読み合いで上を行ったのは「ひびき選手」。両者体力あと僅かのギリギリの状態でコマンド投げ「メキシカンタイフーン」を決めて相手をK.O.した「ひびき選手」が、ランキング争いにおいて貴重な10ポイントを持ち帰った。
■大将戦:〇 フェンリっち選手(ブランカ)(クラシック) vs ACQUA選手(JP)(クラシック) ×
両者共にSFリーグの舞台でブランカ、JPの2キャラクターの使用経験がある為、キャラクターの知識については互角と言ってもおかしくはない対決となった。知識が互角な分、読み合い勝負となった戦いは、序盤から「フェンリっち選手」のペースで進められた。「ジャンプ攻撃」や「ドライブラッシュ」などで接近戦に持ち込み、相手を画面端に追い詰めていく「フェンリっち選手」が、様々な選択肢を見せることで「ACQUA選手」の対応を惑わせることに成功。試合の主導権を握った「フェンリっち選手」が、3-0のストレートで戦いを制圧し、延長戦に希望を繋げた。
■延長戦:× フェンリっり選手(ブランカ)(クラシック) vs ひかる選手(A.K.I.)(クラシック) 〇
今シーズン両チームをけん引するエース対決となった延長戦。好調を維持する両者の戦いとあって接戦が予想されたものの、蓋を開けてみると一瞬で勝負が決まる結末となった。第1ROUNDから一気に相手を飲み込みPERFECT K.O.を見せた「ひかる選手」が、続く第2ROUNDでも、「フェンリっち選手」にほとんど何もさせることなく、連続でPERFECT K.O.を決めフィニッシュ。時間にして約40秒、一先らしい刹那の戦いとなった。
ポイントランキング1位、2位の直接対決を制した「広島 TEAM iXA」。昨シーズン最下位からの見事な逆襲劇がDivision Fを席捲している。
MATCH2:【AWAY】VARREL vs Crazy Raccoon【HOME】
■先鋒戦:× マゴ選手(ジュリ)(クラシック) vs かずのこ選手(キャミィ)(クラシック) 〇
本日まで全勝を維持する両者の対決となった先鋒戦。まずは得意の「無敵技暴れ」からチャンスを作り、その後もキャミィの「キャノンストライク」を起点に試合のペースを握った「かずのこ選手」が先制に成功した。続く第2BATTLEでは、「マゴ選手」がキャミィの空中からの攻撃に対し、的確に「空対空」を決めることで反撃の狼煙を上げるものの、「かずのこ選手」の勢いは止められなかった。最後は画面端の「ドライブインパクト」からきっちり相手を倒し切った「かずのこ選手」の勝利。無傷の3勝目を手に入れた。
■中堅戦:× だいこく選手(ガイル)(クラシック) vs どぐら選手(ベガ)(クラシック) 〇
自信の持ち味である攻めガイルの姿勢でガンガン攻める「だいこく選手」だったが、「どぐら選手」の堅い守りがそれを阻む展開となった中堅戦。全体を通して「だいこく選手」ペースで試合が進むものの、「どぐら選手」も少ないチャンスをしっかりものにして取り返す。一進一退のシーソーゲームとなったが、最後に笑ったのは「どぐら選手」だった。じりじりと「だいこく選手」を追い詰めて、冷静に試合をコントロールした「どぐら選手」がこの勝負に競り勝ち。ポイントランキング上位争いにおいて貴重な10ポイントを持ち帰った。
■大将戦:× 水派選手(キャミィ)(クラシック) vs ボンちゃん選手(豪鬼)(クラシック) 〇
持ち味であるアグレッシブな攻めを展開する「水派選手」に対して、冷静な対処を見せてじっくりと地上戦を繰り広げる「ボンちゃん選手」。キャミィの多彩な攻撃を見事にいなしながら、「ボンちゃん選手」が徐々に試合の流れを掌握していった。その後も「水派選手」に反撃の糸口を作らせることなく、堅守な立ち回りでリードを広げた「ボンちゃん選手」がストレートで勝利を掴み、今シーズン初勝利を手に入れた。
遂に初勝利を挙げた「ボンちゃん選手」の活躍もあり、「Crazy Raccoon」は40ポイントを獲得。ポイントランキング首位奪還に向けてチームの準備は万端だ。
MATCH3:【AWAY】Belc FAV gaming vs Yogibo REJECT【HOME】
■先鋒戦:× ts選手(ケン)(クラシック) vs LeShar選手(エド)(クラシック) 〇
これまで使用していた豪鬼ではなく、ケンでの出場となった「ts選手」に対し、今シーズン「Yogibo REJECT」をけん引する「LeShar選手」が登場。第1BATTLEでは、「ts選手」がメリハリのある攻撃から、見事なリーサルコンボを決めることで先制に成功した。しかし、続く第2BATTLEは、「LeShar選手」の画面端での巧みな攻めが光り、BATTLEを取り返すことに成功。最終BATTLEも激しい攻防が繰り広げられたが、最後は「LeShar選手」が見事な勝負勘を見せ相手を倒し切ることで決着となった。
■中堅戦:× りゅうせい選手(ベガ)(クラシック) vs ときど選手(ケン)(クラシック) 〇
昨シーズンのチームメイト同士の一戦となった中堅戦。序盤から、「ときど選手」のケンが「通常投げ」を軸に試合の主導権を握り、あっさりと第1BATTLEを先取することに成功した。チームの状況としても、なんとか勝利が欲しい「りゅうせい選手」が必死の粘りを見せるものの、一度「ときど選手」に傾いた試合の流れを覆すことは出来なかった。終始試合を支配し続けた「ときど選手」の勝利。相手チームに大きなプレッシャーをかける一勝となった。
■大将戦:× りゅうきち選手(ケン)(クラシック) vsあきら選手(キャミィ)(クラシック) 〇
チームに勢いをもたらす為にも、絶対にポイントが欲しい「りゅうきち選手」に対するは、第4節で遂に今シーズン初出場となった“話題の”「あきら選手」。開幕から両者共に持ち味であるアグレッシブな攻めが交錯し、激しい打撃戦が展開された。互いにBATTLEを取り合う手に汗握るシーソーゲームが続き、先鋒戦、中堅戦に続いてフルセットまでもつれ込んだ大将戦。最後は「あきら選手」が貫き続けた強気の攻めが決定打となり、勝負を決めた。プレッシャーのかかる初出場の場面で見事に勝利した「あきら選手」が、チームに貴重な20ポイントを持ち帰った。
全ての試合がフルセットまでもつれた接戦を制し、「Yogibo REJECT」が40ポイントを獲得し完勝。「あきら選手」の初勝利もあり、チームの勢いも更なる加速が期待される。
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