21歳の映画監督・シタンダリンタ最新作『JUST A ROOKIE LUCKY ROOKIE』製作決定 監督自ら主演・劇中歌制作も
■シタンダリンタ
数年前から仕込んでいたこの映画のことを遂に公に話すことが出来てまずはすごく嬉しいです。劇場映画の中で既存曲を扱うことがなかなか権利的にハードルも高く、であればその既存曲の部分まで作ってしまえば良いんじゃね? というところからこの企画がスタートしました。それと同時に、10代の終わりと20代の始まりだけをまるで人生の全てかのように捉えていく映画を作りたいと考えていて、もしかするとそれを音楽映画という形で実現できるのではないか! そう考えたのは僕が17歳の頃でした。21歳を迎えた今ですらまだ台本が完成せず焦っていますが、ここまでいつまでものめり込んでしまう物語も初めてでソワソワしています。映画をやりたいのか音楽をやりたいのか、この映画で僕が何をやりたいのかあやふやですが、映画みたいな音楽を作りたいし、音楽みたいな映画を作りたい。16歳でもあり50歳でもある主人公。そして彼の周りにいる“若き”彼ら彼女らが捉えるこの“10年”の人生が、“音楽”という一見必要のないもので彩られていきながら、この瞬間も、この場所も、この人やこの空気も、その全てが“今”でなく、“いつか”へと繋がっていると信じていけるまでを直向きに捉えた若者たちの“人生にまつわる映画”を“音楽映画”として、つくりたいです。3月からは初めてクラファンも行うことになりました。撮影はこれからだし公開もまだまだ先ですが、色々企んでいるのでずっと楽しんでいただきたいと考えています。