キャサリン妃、独身時代のジャケットを着回し

公務で着用したアイテムが完売するなど、ファッションでも注目を集める英王室のキャサリン皇太子妃。同じアイテムを上手に着回すことでも知られるが、この度、独身時代から愛用しているジャケットの着回しコーデを披露した。
【写真】今回キャサリン妃が身に着けたジャケット
Peopleによると、現地時間2月26日に、キャサリン妃が夫ウィリアム皇太子とともに、ウェールズを訪問。同国の国旗カラーである赤いコートを纏って同地に赴いた後、ラルフローレンのアイテムと見られる茶色のツイードジャケットにチェンジし、Meadow Street Community Garden and Woodlandを訪問したそう。
このジャケットは、キャサリン妃が皇太子と結婚する4年前、2007年3月にチェルトナムフェスティバルを皇太子(当時は王子)と一緒に訪れた際に身に着けていたものだそう。当時はセットアップのスカートとライトブルーのシャツを合わせていたが、今回はダークカラーのタートルニットとミディ丈のタータンスカートをコーデ。全く趣の異なるアレンジを披露した。
ファッションが注目を集める妃だが、今月初め、英Sunday Timesが「皇太子妃:装いではなく活動に注目して欲しい」と題した記事を掲載。妃の服装について詳細を公表することはないとする王室の基本姿勢を報じたところ、妃の服装がイギリスのファッション業界に良い影響を与えているとして、軽視するべきではないと、反発の声が上がるなどしていた。
なお同サイトによると、妃のアイテムで最も長く愛用されているのは、イギリスのブランドPenelope Chilversによる茶色い革ブーツだとみられる。妃は結婚前の2004年に購入し、2016年にブータンを公式訪問した際も着用するなど、これまで何度も身に付けている。今や妃の代名詞のようになっており、エリザベス女王の治世を描き、エミー賞などを総なめにしたNetflixのドラマシリーズ『ザ・クラウン』にも登場した。