クリスティーナ・リッチ、幼少期のパパラッチとの付き合いについて語る

『アダムス・ファミリー』(1991)で子役としてブレイクを果たし、最近もスピンオフドラマ『ウェンズデー』や『イエロージャケッツ』で活躍するクリスティーナ・リッチが、幼い頃に編み出したオリジナルの名声対処法を明かした。
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JustJaredによると、この度クリスティーナがポッドキャスト『Conan O’Brien Needs a Friend(原題)』に出演。パパラッチについて語り、「家まで付いて来られるのは、本当に嫌だった、私は一人暮らしだったから、本当に怖かった」とコメント。自宅付近までついて来られた時には、近所の人に助けを求めることもあったそうだ。
「近所の酒屋にリックという男性が働いていて、いつもたばこを吸っていたんだけど、誰かに付きまとわれたら、車を酒屋に停めて、リックに助けを求めた。すると彼が出て来て、追い払ってくれた」とコメント。彼は、クリスティーナのことを「クリス」と呼んでも許される唯一の人物だという。
クリスティーナが『アダムス・ファミリー』でウェンズデーを演じ、世界的な名声を得たのはわずか11歳の時だった。彼女はこの名声に対処するために、オリジナルの方法も編み出したそうだ。「父親が町中から愛される医者だから、皆が『ドクター・リッチのお嬢さん』だと親切にしてくれるだけで、自分が有名だからではないと、思い込むゲームをしました」。この方法はしばらくは上手くいったものの、逆に警戒心を緩めることに繋がってしまったため、止めることにしたそうだ。
名声には良い面があると認めるものの、一度手にしてしまうと、プライバシーを失ってしまうと指摘する。「どんなレストランにも行けるし、どんなクラブにも入れる、そうした問題では困らない。だけど、移動やセキュリティの問題が付きまとう。私にとっては、楽しめることより、不安なことの方が多い。有名人だと思ったことはないし、今も忘れることが多いけれど、でも心地よいと思ったことは一度もない。だから私には、名声をパワーとは思えないし、ネガティブに捉えている」と語っている。