実写『リロ&スティッチ』、シソンヌ長谷川、渡辺えりら日本版声優で参戦

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ディズニー映画『リロ&スティッチ』に、日本版声優として長谷川忍(シソンヌ)、渡辺えり、手塚秀彰、五十嵐麗、深見梨加らが参加することが決定。コメントが到着した。
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本作は、『美女と野獣』『アラジン』をはじめ、数々のアニメーション映画の実写化を成功させてきたディズニーが、その愛らしさで空前のスティッチ・ブームを巻き起こしたアニメーションを完全実写化。地球に不時着した暴れん坊のエイリアン・スティッチと、いつもひとりぼっちの少女・リロの“奇跡”の出会いとかけがえのない“オハナ(家族)”の絆を描くハートフル・ファンタジーだ。
スティッチを捕らえるため地球に派遣された銀河連邦のエイリアンで、“試作品626号(後のスティッチ)”の発明者・ジャンバ博士の日本版声優を務めるのは、緻密な演技と独特のユーモアで人気を集めている実力派コント師の長谷川忍(シソンヌ)。芸人のみならず、『虎に翼』『おむすび』と2024年の朝ドラに連続出演をするなど俳優としても引っ張りだこの長谷川だが、その高い演技力が評価され、USオーディションを経て見事ジャンバ博士に抜擢された。
長谷川はジャンバ博士役に決まった時の気持ちを聞かれると、「お話をいただいたのが4月前だったので、エイプリルフールの前倒しなのか? はたまた俺が知らないだけで旧暦では成立しているのか?と疑ってしまいましたが、本当に嬉しくて1週間はニヤニヤしてしまいました」と喜びを表明。
自身が演じるジャンバというキャラクターについては、「ジャンバは博士でありスティッチの産みの親です。とにかくプライドが高く自分の研究以外に興味が全くありません。なので他者の気持ちも理解できずリロとスティッチの関係性も科学的な角度からしか理解しようとしません」と明かし、「アニメーションよりも冷酷さを意識しました。アニメーションより生々しさが実写ならではだと思ったので、ポップさよりリアリティ重視でやりました」と演じるうえでのこだわりも語った。
本作からの新たなキャラクターで、リロとナニを幼少期から見てきたご近所さんで、姉妹のことを心配している女性・トゥトゥ役には、舞台・映画・ドラマと幅広く活躍し、存在感と確かな実力を誇る女優・渡辺えりが決定。渡辺は「子供の頃から大好きなディズニー映画の吹き替えが出来て本当に嬉しいです」と喜びを明かし、自身が演じるトゥトゥという役柄について「血のつながりがなくても相手を尊重し、愛する関係であれば家族になれるということを伝える大事な登場人物」と物語のカギを握る重要なキャラクターであると語った。
リロとナニを担当する社会福祉士として潜入捜査中のCIAエージェントコブラ・バブルス役には、英語版でバブルスを演じている俳優コートニー・B・ヴァンスの声を『ターミネーター:新起動』などの複数作品で担当してきた声優・手塚秀彰。「私が演じたコブラ・バブルスは、リロとナニを引き離そうとする強面な人物だけど、実は2人を心配し優しく見守る福祉局員、そのギャップが魅力的だと思います」と、キャラクターの魅力を語った。
そして、トゥトゥとおなじく新たなキャラクターとして登場し、幼いリロを一人で育てるナニに寄り添い姉妹の手助けをしてくれる社会福祉局の職員・ケコア役には、『007』シリーズのルチア・スキアラ役や、『インセプション』のモル・コブ役などの吹替声優を務めた五十嵐麗。「スティッチはヤバいけど純粋で可愛くて、リロがひたすら愛おしく、そのリロを思う姉・ナニの心に胸を打たれました。ケコアはそんな2人を母のように優しい視線で見守る役です」と、役どころを語った。
宇宙の平和を守る銀河連邦のリーダーのエイリアン・議長役は、アンジェリーナ・ジョリーやジュリア・ロバーツなど数多くのハリウッド女優の吹替を担当してきた声優の深見梨加が務める。深見は「大好きなディズニーアニメーション作品が実写版になることもビックリですが、参加させていただけることになって2度ビックリ! 私の役どころは人間ではありませんが、だからこそ、奥底に人間味を感じながら演じました。皆様の心に響く作品の、1ピースになれたら幸いです」とコメントを寄せた。
映画『リロ&スティッチ』は、6月6日より全国公開。
※長谷川忍、渡辺えりほかのコメント全文は以下の通り。