26年大河『豊臣兄弟!』仲野太賀、兄役・池松壮亮とともにクランクイン 「我々兄弟で戦国の時代を駆け抜けていく」

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仲野太賀が主演する2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK総合ほか)の撮影が、昨日6月5日に、山形県寒河江市の瑞宝山 本山慈恩寺にて開始。主人公・小一郎(豊臣秀長)役の仲野、秀長の兄・藤吉郎(豊臣秀吉)役の池松壮亮がコメントを寄せた。
【写真】クランクインした“豊臣兄弟”仲野太賀&池松壮亮の撮影の様子
大河ドラマ第65作となる本作の主人公は、天下人・豊臣秀吉の弟・豊臣秀長。「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言わしめた天下一の補佐役・秀長の視点で戦国時代をダイナミックに描く。
撮影は、小一郎(仲野)の青年時代から収録がスタート。8年前に出奔して以来、行方不明だった兄・藤吉郎(池松)が、突然、故郷の尾張国中村(※現在の名古屋市中村区)に帰還。藤吉郎は織田信長に仕えていると言い、亡き父の墓の前で、共に清須に行って侍になろうと小一郎を誘うシーンだ。
クランクインを迎えた仲野は「『ついに始まるな』というドキドキ感はありましたが、スタッフ・キャストの皆さんとしっかりコミュニケーションを取った上でクランクインを迎えられたので、不安はありませんでした。池松さんは、公私共にとてもお世話になっている、まさに“兄貴”的存在です。きょう初めて“兄弟”として芝居をしてみて、知っているつもりだったけれど知らなかった領域に踏み込んでいく感覚があり、これから1年半の撮影がより楽しみになりました」とコメント。
そして「『豊臣兄弟!』は、今まであまり語られてこなかった豊臣秀長という人物がフィーチャーされるので、歴史ファン、大河ドラマファンの方々にも新しい視点で見てもらえると思います。我々兄弟で戦国の時代を駆け抜けていくので、放送を楽しみにしていただけたらうれしいです」とメッセージを寄せた。
池松は「天気にも恵まれ、スタッフ・キャストみんなが楽しそうで、とても良い初日を迎えることができ幸せに思います。太賀さんとはこれまで様々さまざまな役で対たい峙じしてきましたが、兄弟役は初めてです。今日の撮影は、兄弟が再会後、初めてしっかりと向き合うようなシーンだったので、『ここから2人の物語が始まっていくんだ』と感慨深いものがありました」とコメント。
そして「1年半かけてその役の生涯を演じられることは、とても贅沢ぜいたくなことだと感じます。この2人の関係性と、この物語と、このチームでのものづくりを、これからの1年半、愛情をもってみんなで育てていきたいです。視聴者の皆さんに毎週楽しみにしていただけるよう、心温まる、ワクワクする、元気が出る作品をお届けできるよう、精一杯頑張ります」と意気込みを語った。
大河ドラマ『豊臣兄弟!』は、NHK総合ほかにて2026年放送。