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『続・続・最後から二番目の恋』クランクアップ! 中井貴一、小泉今日子は「最高のパートナー」

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ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』のクランクアップを迎えたキャスト陣
ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』のクランクアップを迎えたキャスト陣(C)フジテレビ

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飯島直子

 ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』(フジテレビ系/毎週月曜21時)より、ダブル主演の小泉今日子&中井貴一をはじめとする主要キャストのクランクアップコメントが到着した。

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 年明けの1月初旬真冬の青空の下、ドラマの舞台でもある鎌倉市内でクランクインした本作。小泉&中井を筆頭に、坂口憲二、内田有紀、飯島直子ら主要キャストが4月某日に都内のフジテレビ湾岸スタジオにおいて主要セットである「カフェナガクラ」に集まり、約4ヵ月にわたるドラマ全体の撮影が無事終了。クランクアップセレモニーでは、本作への思いを込めたそれぞれのコメントが“続・続”飛び出した。

 この日、一足先にクランクアップを迎えたのは、水谷典子役・飯島。制作陣のクランクアップの掛け声が現場に響き渡ると、駆けつけた小泉が飯島に歩み寄り「お疲れ様でした!」と熱い抱擁。続けて、中井貴一からも花束が送られ、飯島は「みなさんの登場にビックリしました!」と涙ながらにリアクション。

 「11年経って、またこうやって一緒にみなさんと仕事ができて本当に感無量です。反省点もたくさんありますので、またこの機会を作っていただいて、それまで一生懸命に精進して戻って参りますので、ぜひよろしくお願いします! 本当に楽しい現場でした。最高のチームでした!本当にありがとうございました」と飯島が演じる役どころの典子とは違ったしおらしい表情で感謝を述べ、涙ながらに撮影を終えた。

 続いて、最終話に登場する鎌倉の現場でクランクアップを迎えたのは、長倉万理子役・内田。「内田有紀さん、オールアップです!」とのスタッフの掛け声に対して、右手と左手を左右交互に高らかに突き上げ、その場で回転しながら、満面の笑みで拍手に答えた内田。すると、「キャアアアー!」と叫び出す内田の目線の先に居たのは、ギリギリまで現場で姿を隠していた内田が“兄貴”と敬う中井貴一。内田は「ずるい~。明るく終わろうと思ったのに…」とこぼし、中井が紳士的に花束を内田へ手渡すと、内田の目からは瞬時に涙がこぼれだした。

 内田は「わたしの人生において、この“長倉万理子”と出会ったことで本当に豊かな素晴らしい人生を送れるようになりました。いろんな意識が変わったのも、この長倉万理子のおかげです。真っ直ぐでひた向きで一生懸命で、素直で優しくて、人の痛みがわかる人。こんな素敵な役はないと私は思っています。私は長倉万理子のように生きていきたいと思っています。本当にありがとうございました!」と役柄を賛美し、笑顔でクランクアップした。

 そして、フジテレビの湾岸スタジオで撮了を迎えたのは、本編中に登場する「カフェナガクラ」の店主を務める長倉真平役・坂口。クランクアップと同時に、間髪入れずに花束と共に坂口に抱きついたのは内田。続けて、飯島、小泉と女性陣からの温かいハグが送られた。これには坂口もハニカミながら照れのリアクション。

 坂口は「久しぶりに俳優として、充実した時間を送ることができました。本当にありがとうございました」と言葉を噛みしめながら、「“ちゃんと生きなきゃ”っていうセリフを真平は言っていて、僕自身も父親として、役者として、ちゃんと生きて、ちょっとでもみなさんに恩返しできるように頑張っていこうと思っていますので、今後ともよろしくお願いします!」と深々と感謝の言葉とともに頭を下げた。最後には、中井と男同士の固い握手を交わし、互いを抱き寄せ、坂口らしいビックスマイルを取り巻くスタッフ陣営へと届けた。

 いよいよ撮影はクライマックスへ―。ダブル主演を務めた長倉和平役・中井は、「よく“家”というのは、建物だけではなくて、中に人が住まないとその家は呼吸をしないと言いますが、はじめてここのセット(カフェナガクラ)に戻ってきたときに、こんなに冷たい感じだったかなという風に最初は思ったのですね。でも、そこに長倉家のキャストとスタッフが入ったときに、このセットがすごく呼吸し始めたというか。温かく動きはじめたことを感じて、しみじみとしたことがありました。そして、僕にとってはキョンちゃん(小泉今日子)は、本当に最高のパートナーだと思っています」とコメント。

 改めて小泉本人へ向けて「本当にあなたは最高のパートナーだと思います。ありがとうございました」と重ねて思いを伝え、最後に「みなさん本当にお疲れ様でした!」と一礼し、共に駆け抜けた仲間たちへ感謝の意を伝えた。

 そして、「以上のシーンをもちまして、出演者のみなさまオールアップです!」というスタッフの声が響くとセット全体にカラフルな照明が彩られる中、大きな拍手に包まれたのは、吉野千明役・小泉。中井とともにダブル主演を務めた数ヶ月にわたる撮影を同時に終了。隣にいた中井と互いを労い抱擁を交わした。

 「11年って時間の経過とともに人が育つといいますか。自分も含めてですけど、そういうのがたくさん見えて、より幸せな数ヵ月だった気がします。そして、何よりも本当に貴一さんは俳優の先輩としても尊敬しておりますが、“こういう人間でいないとな”という後ろ姿をいつも私たちに見せてくれます」と先ほどの中井の言葉へ呼応するように、小泉も中井へ「本当にいつもありがとうございます」と笑顔の一礼。

 そして、セット全体を見渡し、撮影期間を振り返るようなやさしい表情で一呼吸をつき、「楽しかったです! 本当にみなさんありがとうございました!」と笑顔のフィナーレを。

 ドラマのメイン舞台でもある千明と長倉家が集まる「カフェナガクラ」において、スタッフ全員と出演者の絆がより深まった“三度目”のクランクアップセレモニーが幕を下ろした―。

 「いくつになっても、未来に恋していたい」―過去を受け入れ、今を生き、未来に焦がれて生きていく喜びある人生をテーマに描く本作のユニークな大人たちによるストーリーラインに乗せたそれぞれの物語は、いよいよ終章へと迎っていく。

 ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』は、フジテレビ系にて毎週月曜21時放送。

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