新作『トロン：アレス』公開を控えるジャレッド・レトに女性9人から性的嫌がらせの訴え
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先月初め、9人の女性から性的嫌がらせで告発されたジャレッド・レト（53）。本人が全面否定する中、ジャレッド主演の映画『トロン：アレス』の公開を10月に控えるディズニーでは、「危機協議」が行われたという。
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Radar Onlineによると、先月初め、ジャレッドに対し、被害当時未成年だった数名を含む9人の女性から性的嫌がらせで告発があった。その内の一人であるモデルのローラ・ラ・ルーは、16歳の時に36歳だったジャレッドからしつこく自宅に誘われ、全裸を見せられたと告白。「大人の男性はみなこうふるまうものなのかもしれないと思った」と明かしている。
また、匿名の女性は、「キルトとスノーハットを身に付けたジャレッド・レトにバックステージで襲われるまでは、ロサンゼルスで一人前になったと言えない」「17歳の時にこの人物に暴行され、トラウマを負った」と明かし、彼の行為はハリウッドで「公然の秘密」であり、業界関係者の多くが知りながら目をつぶっていたと示唆したそうだ。
他にも、16歳の時にロサンゼルスのカフェで声を掛けられ、電話番号を教えたところ、奇妙な声で電話がかかって来たとする訴えや、深夜に「性的な」内容の電話を何度も受けたとする訴えもある。
ジャレッドの代理人は彼女たちの告発に対し、根拠がないとして断固否定。「彼らのやり取りには、性的なことや不適切な事が一切含まれず、ラ・ルーさんは後に彼の個人アシスタント職に応募している」とコメント。しかし彼女はジャレッド側の主張を強く否定し、仕事に応募したことは一度もないと訴えている。
今のところ、ジャレッドはこの件で訴追されておらず、民事訴訟を起こされていないが、主演に加え、プロデューサーとしても参加している『トロン：アレス』の公開を控えるディズニーの広報担当者は、対応策に追われているそう。「ジャレッドは新作映画の公開を前に、通常通り仕事をしたいと考えているが、ディズニーは『トロン』のプロモーションに神経をとがらせている。最悪のタイミングで性的違法行為が告発された」と情報筋がコメント。彼自身は疑惑を否定しており、隠れるつもりはないが、サンディエゴ・コミコンへの参加を含め、プロモーション戦略に関し、協議が続いているそうだ。
