カズレーザー、AI時代のエンタメ界にコメント「想像力がどれだけ現実よりリードしているか」

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お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーが29日、都内で開催された映画『トロン:アレス』東京侵食ナイトに、お笑いタレントのスギちゃんと共に出席。AIとエンタメの関係について語った。
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本作は、デジタル世界に送り込まれた天才コンピューター・プログラマーのケヴィン・フリンが、生死をかけたゲームに挑んでいく様子を描いた映画『トロン』のシリーズ最新作。“現実世界”の人間がデジタル世界へと足を踏み入れてきた同シリーズで初めて、その逆、デジタル世界から現実世界へと、“超高度AIプログラム”が襲来する様が描かれる。
冒頭、スギちゃんは「2012年に流行語大賞を取ったあのスギちゃんだぜぇ。今、2025年ですよ。13年を経て、大好きな『トロン』のイベントに呼んでもらうなんて最高だぜぇ」とあいさつ。「相変わらずスギちゃん、今日もワイルドだぜぇ。ズボンが下がるから今日サスペンダーしてきたのに、ワイルドな男はそのサスペンダーをこのようにパンツに付けてきたぜぇ」と上着をはだけてみせたが、会場の静けさに「ウケがやばいな…」と苦笑していた。
その後、レーザーで赤く染まった会場にカズレーザーが登場。一度ステージを降壇していたスギちゃんも、赤色の衣装に着替えてカズレーザーと共に再登場した。
赤い服でおなじみのカズレーザーは「本当は真っ赤になって、ちょっと危険な匂いがするんですけど、意外としっくりきましたね、この色。ここで1泊したいぐらいです」とコメント。スギちゃんも「赤くなってしまったんだぜぇ。用意してもらってありがてぇぜぇ。赤欲しかったから良かったぜぇ」とご機嫌だった。
2人にとってAIはどんな存在かという話題になると、スギちゃんは「ネタを書いたりもできるAIがあるんですよ。しかしAIに携わる方に聞くと、まだスギちゃんのレベルには達していない、と。だから安心しているぜぇ」と発言。
一方、カズレーザーは「特にエンタメ界はAIの脅威で、AIとどう付き合うか、ってなってますよね」とした上で、「我々が想像することは大概できちゃう世の中になってきましたもんね。こうなると、想像力がどれだけ現実よりリードしているか、って。クリエイターは大変だなと思います」と反応した。
映画『トロン:アレス』は、10月10日より日米同時公開。