アジアを席巻した大ヒットドラマを映画化! 『劇場版 時をかける愛』本予告&場面写真解禁

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台湾発の大ヒットドラマシリーズの続編となる『劇場版 時をかける愛』(9月12日公開)より、本予告と場面写真が解禁された。
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2019年の台北に暮らす主人公・黄雨萱(ホァン・ユーシュエン)は、2年前に飛行機事故で行方不明となった恋人・王詮勝(ワン・チュエンション)が忘れられず失意の日々を過ごしていた。そんなある日、ふとしたことから黄雨萱は1998年の台南にタイムスリップし、王詮勝にそっくりな李子維(リー・ズーウェイ)に出会う。自分と見た目が瓜二つの、陳韻如(チェン・ユンルー)という名の少女の身体を借りて…。
そんな時空を超えた恋愛ミステリーが描かれる台湾ドラマ『時をかける愛』は高視聴率を記録し、台湾版エミー賞と呼ばれる第55回金鐘奨で作品賞、主演女優賞、脚本賞、革新的作品賞の4冠に輝いた『時をかける愛』。その人気はアジアを席巻し、韓国ではアン・ヒョソプ、チョン・ヨビンをキャストに迎え『いつかの君に』と題したリメイク版ドラマが制作された。
そんな人気ドラマの続編が映画化。
2009年、台北。17歳の黄雨萱(ホァン・ユーシュエン)とコーヒー店で出会った28 歳の李子維(リー・ズーウェイ)。初めて会ったのに、まるで何年も前から知り合いだったかのような感じがした2人は、やがて交際を始める。しかし2014年に李子維がビルから転落死してしまい大きなショックを受けた黄雨萱は、心の整理をつけるため上海へ赴任することに。
3年後のある朝、黄雨萱が出勤すると、オフィスに差出人不明の小包が届く。その中には、「LAST DANCE」のカセットテープとウォークマンが入っており、そのテープを再生すると、黄雨萱は転落事故が起きる3日前の台北にタイムスリップして、しかも自分とまったく同じ顔をした、李子維の幼なじみである陳韻如(チェン・ユンルー)という女性になっていた…。
続編となるこの映画は、台湾で2023年国内映画年間興行成績2位を記録。ドラマ同様に、本国である台湾はもちろん中国、韓国でも熱狂的に迎えられ、中国興行成績70億円突破、韓国でも公開1ヵ月月で32万人動員と各国で大ヒットを記録した。
主演は、本作で人気沸騰し、台湾では“国民的彼氏”と呼ばれ、藤井道人監督が手がけた日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』(2024)で清原果耶とともにダブル主演を務めたシュー・グァンハン(グレッグ・ハン)と、本作で2度目の金鐘賞主演女優賞受賞に輝いた台湾トップ女優アリス・クー。
今回解禁となった予告編の冒頭で流れるのは、ドラマ版に引き続き、「時空を超えるきっかけ」となる、“キング・オブ・ライブ”と呼ばれる台湾のトップ・アーティスト、ウーバイ(伍佰)の名曲「LAST DANCE」。この曲をBGMに、アリス・クー演じる黄雨萱(ホァン・ユーシュエン)と、シュー・グァンハン演じる李子維(リー・ズーウェイ)の2人の出会いと、幸せな恋人時代がつづられていく。
だが、一転、ミステリアスな展開に。自分と同じ顔をした女性・陳韻如(チェン・ユンルー)の存在、スマホに残されたメッセージ、黒板に書き殴られる複雑な時系列―。愛した人を救うため、何度も繰り返されるタイムリープの謎は解けるのか? 2人の運命は? 「会いたいから、どれだけ離れていても、君を探して会いに行く」という李子維の言葉が心に響く、エモさ満載の予告編となっている。
『劇場版 時をかける愛』は、9月12日よりシネマート新宿ほかにて公開。