ジョージ秋山原作『浮浪雲』がよみがえる! 佐々木蔵之介、倉科カナ、イッセー尾形出演

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佐々木蔵之介、倉科カナ、イッセー尾形をキャストに迎え、ジョージ秋山の名作漫画『浮浪雲』が、BS時代劇としてドラマ化されることが決定した。2026年に放送される。
【写真】浮浪雲役を演じる佐々木蔵之介
舞台は幕末の品川宿。女物の着物をまとい、髪をおでこの前で結んだ風変わりな男──その名も「浮浪雲」。ふわふわと雲のようにつかみどころのない風体で日々を気ままに生きながらも、誰よりも深く人を見つめ、いつの間にか人々の運命を優しく動かしてゆく。
物語はしっかり者の妻・かめと成長途中の息子・新之助との家族模様を軸に進む。雲が営む問屋場(といやば)「夢屋」では、店を支える番頭・欲次郎をはじめ、個性豊かな面々が織りなす、どこか抜けた日常の騒動も絶えない。さらには、清水次郎長や坂本龍馬、沖田総司ら、歴史のうねりを生きる人物たちとの邂逅(かいこう)も次々と描かれる。
時に笑い、時に涙し、時に生と死に向き合いながら、ひょうひょうと自由に生きるとは何かを問いかける。令和のいまだからこそ届けたい、斬新かつ骨太な“時代劇ホームドラマ”、ここに開幕。
浮浪雲役・佐々木蔵之介は、「何かと息の詰まる日々に、ふわりと涼やかな風の通り道をつくってくれる、そんな作品をお届けできたらと思っています」と意気込みを語った。
かめ役・倉科カナは、「時代劇ですが少しポップで年代を問わず、クスッと楽しんでいただける作品となっています。挑戦的な時代劇です! 力を抜いて挑みたいと思います」と作品への期待をにじませた。
欲次郎役・イッセー尾形は、「さて、時代は幕末、かな。風雲急を告げる世の中にあって宅配便みたいな生業をしている問屋場『夢屋』ですが、いつもごった返ししているような人間模様という有様。佐々木蔵之介さんや倉科カナさんたちとどんな舞台に、じゃなかったドラマになるのかワクワクしてます!」とユーモアを交えて語った。
BS時代劇『浮浪雲』は、NHK BSとNHK BSプレミアム4Kにて2026年放送予定。
※佐々木蔵之介、倉科カナ、イッセー尾形のコメント全文は以下の通り。