森七菜&吉岡里帆、ドラマ『ひらやすみ』出演決定 コメント到着

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原作は、真造圭伍の同名漫画。主人公は生田ヒロト、29歳、フリーター。元俳優で、いまは定職なし、恋人なし、普通ならあるはずの(?)将来の不安も一切ない、お気楽な自由人だ。そんな彼は、人柄のよさだけで、仲良くなった近所のおばあちゃん・和田はなえから、一戸建ての平屋を譲り受けることに。そして、山形から上京してきた18歳のいとこ・小林なつみと2人暮らしを始める。彼の周りには生きづらい“悩み”を抱えた人々が集まってきて…。
ヒロトのいとこで、美大入学のために上京してきた「なつみ」役を演じるのは森七菜。今年に入ってからも複数の話題作で、見る人に強い印象を残す。ヒロトが偶然出会う不動産会社勤務の「よもぎ」役には、吉岡里帆。大河ドラマ『豊臣兄弟!』への出演も決定しているほか、タモリ・山中伸弥氏との番組出演など多彩な活躍を続けている。
森は、もともと『ひらやすみ』の読者で、実写化するなら出演したいと願っていたという原作ファン。「平屋で送るなんでもない普通の毎日。だからこそ笑ったり泣いたり、些細な機微が輝いて、特別な日々になっていく。そんな様が本当にあたたかくて、大好きな作品です。なつみも大好きなキャラクターゆえに体現するのは少しプレッシャーがありますが、漫画の一コマ一コマ、その間もぴったり埋めていくように世界を広げて原作のファンの方にもまた新しくひらやすみを楽しんでいただけるように努めたいと思います。平日夜の15分間、よかったら私たちのひらやに遊びに来てください」と思いを寄せた。
吉岡は、以前に『ひらやすみ』の原作者・真造圭伍の短編を読んで心に留まっていたことから出演を決めたという縁も。「『ひらやすみ』でよもぎ役を演じさせていただくこととなりました。“平屋"と“お休み"がかかっているタイトルが既に最高ですよね。『ひらやすみ』は、ヒロトとなっちゃんの織りなす“人生急ぎ過ぎないスタイル"が、ちょっと自分も休んでも良いかもと癒しと大事な気付きをくれる作品です。私は真造圭伍先生の『台風の日』という作品が大好きで、上京する際に大事に持って来た思い出があります。なので今作に参加できて大変嬉しく思っています。日々に追われ、頑張り過ぎてしまう方達にぜひ見ていただけたら」としている。
2人の起用について、制作統括の坂部康は「漫画『ひらやすみ』を読んだとき、ドラマ化するならこのひとに演じてもらいたい! と思った方々が出演してくれています。みなさん原作の『ひらやすみ』にリスペクトをもっていて、そんな原作と原作者の真造圭伍さんが結んでくれた縁をもとに、スタッフもキャストも、よいドラマをつくろうと制作を続けています。岡山天音さんも、森七菜さんも、吉岡里帆さんも、漫画から飛び出したような、それでいて『現実』の世界をちゃんと生きているという、絶妙な難しいお芝居で。それが、どこかにありそうで、でもなさそうで、やっぱりあるかも…という『ひらやすみ』の世界にぴったりだと思っています。『実写』ならではの『ひらやすみ』をお届けできたらと願っていますので、秋まで、いましばらくお待ちください」と呼びかけている。
夜ドラ『ひらやすみ』は、NHK総合にて今秋より毎週月~木曜22時45分放送。