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杉咲花主演『冬のなんかさ、春のなんかね』、水沢林太郎、野内まる、志田彩良らが追加キャストに決定 主人公を取り巻く関係性もあきらかに

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ドラマ『冬のなんかさ、春のなんかね』新キャスト情報が解禁
ドラマ『冬のなんかさ、春のなんかね』新キャスト情報が解禁(C)日本テレビ

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 杉咲花が主演する2026年1月14日スタートの新水曜ドラマ『冬のなんかさ、春のなんかね』(日本テレビ系/毎週水曜22時)に、追加キャストとして水沢林太郎、野内まる、志田彩良、倉悠貴、栁俊太郎らの出演が決定。主人公がこれまで出会ってきた“恋人たち”も明らかになった。

【写真】『冬のなんかさ、春のなんかね』新キャストの場面カットが公開

 本作は、主演・杉咲花、監督・脚本の今泉力哉がタッグを組んで贈る、考えすぎてしまう人のためのラブストーリー。杉咲演じる主人公・土田文菜が、これまでに経験してきたさまざまな別れや叶わなかった恋などから、人を好きになることにどこか怖れを抱いていて、「大切な人とはつきあわないほうがいいのではないか?」「そもそも恋愛とはなんなのか?」などと逡巡しながらも前に進んでいく姿を描く。

 このたび、水沢林太郎、野内まる、志田彩良、倉悠貴、柳俊太郎、細田佳央太、内堀太郎、林裕太、河井青葉、芹澤興人の出演が決定。主人公・文菜を取り巻く人間関係が明らかになった。文菜の現在の恋愛観を形づくった、これまでに出会ってきた“恋の相手たち”も含まれている。

 水沢林太郎は、ドラマ『おいしい離婚届けます』で連続ドラマ初主演を果たすなど、出演作が続くフレッシュな注目俳優だ。水沢が演じるのは、文菜の行きつけの喫茶店「イスニキャク」の店員・和地(わち)。文菜がバイトする古着屋のそばにあるため、お互いの店を行き来したり、恋の相談に乗ってもらったりする関係だ。

 野内まるは、現在放送中の連続テレビ小説『ばけばけ』に、花田旅館の女中・ウメ役で出演。その透明感あふれる存在感で話題を呼んでいる。野内が演じるのは、文菜の友人・エンちゃん。文菜の大学時代からの友人で、現在は古着屋の同僚だ。ロマンティック・アセクシュアル(他者に恋愛感情を抱くが、性愛感情を抱かないセクシュアリティのこと)であることを文菜には打ち明けている。

 志田彩良は、日曜劇場『ドラゴン桜』で東大専科の生徒役を演じ、注目を集めた。今泉作品には、映画『パンとバスと2度目のハツコイ』で初出演。『かそけきサンカヨウ』では主演を務めるなど、今泉作品の繊細な世界観を体現し続ける「今泉組」の常連俳優の一人だ。志田が演じるのは、文菜とエンちゃんの大学時代の同級生・真樹(まき)。学生当時、あまり良くない恋愛をしており、そのことで文菜と言い争いになったこともある。

 倉悠貴は、連続テレビ小説『おちょやん』で、杉咲花演じるヒロインの弟役を演じ、注目を集めた。今泉監督による映画『窓辺にて』での好演も印象的で、リアルな若者像を自然体で演じきる実力により、今泉作品に新たな息吹を吹き込む注目俳優だ。倉が演じるのは、文菜の高校時代の恋人・柴咲秀(しばさき・しゅう)。文菜が東京の大学に進学することを決めたことで、遠距離を理由に2人は別れてしまう。年末に文菜が帰省した際、再会を果たす。かつて朝ドラで姉弟役を演じた杉咲と倉が、今回は恋人同士(現在は元恋人)を演じる。

 柳俊太郎は、2012年にオムニバス映画『ヴァージン』の一篇「ふかくこの性を愛すべし」で俳優デビュー。『今際の国のアリス』や映画『ゴールデンカムイ』など、数々の話題作に出演してきた。柳が演じるのは、文菜の大学卒業前後の恋人で、売れっ子小説家の小林二胡(こばやし・にこ)。二胡は文菜に小説を書くきっかけを与えた人物で、当時は恋人同士だったが、文菜が文学賞を受賞したことなどを機に、2人の関係性は次第に変化していく。

 細田佳央太は、2019年に映画『町田くんの世界』で、1000人以上の中からオーディションによって主人公役に選ばれ、映画初主演を果たした。杉咲花とは『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』で共演。その確かな演技力と親しみやすさで、作品のリアリティを支える話題の若手実力派だ。細田が演じるのは、文菜が大学3年のときに付き合っていた元彼・佃武(つくだ・たけし)。大学の中庭で小説を読みながら泣いている文菜を見かけ、もともと抱いていた好意が決定的なものとなり、強く惹かれていく。

 内堀太郎は、今泉が脚本・監督・編集を手がけた映画『退屈な日々にさようならを』で1人2役の主演を演じ、注目を集めた。以降も『窓辺にて』など、今泉作品には欠かせない俳優の一人だ。内堀が演じるのは、文菜の先輩にあたる小説家・山田線(やまだ・せん)。現在はあまり小説が書けていない。文菜にとっては、恋人のゆきおには話せないことも打ち明けられる唯一の相手である。山田にも恋人はいるが、たびたび文菜と2人で飲んだり、ホテルで会ったりしている。

 林裕太は、2020年の俳優デビュー以降注目を集め、今年10月公開の映画『愚か者の身分』では、第30回釜山国際映画祭・最優秀俳優賞を受賞。さらに同作と『君の顔では泣けない』により、今月7日に発表された第47回ヨコハマ映画祭・最優秀新人賞を受賞した。その高い演技力と存在感で、今注目される若手俳優の一人だ。林が演じるのは、文菜の弟・土田拓也(つちだ・たくや)。富山県にある文菜の実家で、母と犬のナナと暮らしている。文菜の元彼・柴咲とは今もサッカーやフットサルをする仲だ。

 河井青葉は、映画『お盆の弟』と『さよなら歌舞伎町』で、第37回ヨコハマ映画祭・助演女優賞を受賞。さらに映画『偶然と想像』では、第35回高崎映画祭・最優秀主演俳優賞を受賞し、ドラマ・映画を問わず幅広く活躍している。河井が演じるのは、出版社で文菜の編集を担当する多田美波(ただ・みなみ)。文菜の作品の良き理解者であり、文菜自身も厚い信頼を寄せている。

 芹澤興人は、今泉が脚本・監督を務めた映画『最低』で主演を演じ、第10回TAMA NEW WAVEでベスト男優賞を受賞。今年公開の映画『国宝』では手代・源吉役を演じるなど、さまざまなジャンルの作品に出演するバイプレイヤーで、今泉作品には欠かせない存在だ。芹澤が演じるのは、文菜の行きつけの喫茶店「イスニキャク」の店長・ジョーさん。すっかり顔なじみとなった文菜とは、店員の和地くん(水沢)と3人で、よく他愛のない会話を交わしている。愛妻家で、記念日やクリスマスなどを大切にするタイプ。

 新水曜ドラマ『冬のなんかさ、春のなんかね』は、日本テレビ系にて2026年1月14日より毎週水曜22時放送。

※柳俊太郎の「柳」は「『柳』の異体字」が正式表記

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