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ショーン・ペンが65歳に オスカー2度受賞俳優が『ワン・バトル・アフター・アナザー』で“変態軍人”に

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映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』ショーン・ペン演じる“ロックジョー”
映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』ショーン・ペン演じる“ロックジョー”(C)2025 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.

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 レオナルド・ディカプリオが主演を務めるポール・トーマス・アンダーソン監督最新作『ワン・バトル・アフター・アナザー』(10月3日公開)。本作でディカプリオ演じる主人公ボブを地の果てまで追いかける変態軍人“ロックジョー”役を務めた名優ショーン・ペンが、本日8月17日に65歳の誕生日を迎えた。

【動画】レオナルド・ディカプリオを執拗に追うショーン・ペン 『ワン・バトル・アフター・アナザー』本予告

 本作は、逃げる側と追いかける側、それぞれが三者三様に入り乱れる壮大なチェイス・バトル。

 平凡ながらも冴えない日々を過ごす元革命家のボブ(レオナルド・ディカプリオ)。ある日突然、最愛の娘がさらわれ、生活が一変する。異常な執着心でボブを追い詰める変態軍人“ロックジョー”(ショーン・ペン)。次から次へと襲いかかる刺客たちとの死闘の中、ボブに革命家時代の闘争心がよみがえっていく。ピンチの時に現れる“センセイ”(ベニチオ・デル・トロ)の手を借りて、元革命家として逃げ続けた生活を捨て、戦いに身を投じたボブ。彼と娘の運命の先にあるのは、絶望か、希望か、それとも――。

 本作で“ロックジョー”役を怪演したショーン・ペンが、本日8月17日に65歳の誕生日を迎えた。1960年にカリフォルニアで生を受けたショーンは、1981年に『タップス』で映画デビュー、翌年に『初体験リッチモンド・ハイ』で初主演した後、ロバート・デ・ニーロ共演の『俺たちは天使じゃない』(1989)、アル・パチーノ主演の『カリートの道』(1993)に出演、着実にキャリアを積み上げた。

 1995年には、ティム・ロビンス監督作『デッドマン・ウォーキング』で死刑囚となった殺人鬼を熱演し、アカデミー賞(R)主演男優賞に初ノミネートを果たした。同作で翌96年のベルリン国際映画祭にて男優賞を受賞した後、1997年に『シー・ソー・ラブリー』でカンヌ国際映画祭男優賞、1998年に『キャスティング・ディレクター』でベネチア国際映画祭男優賞を受賞、3年連続で世界3大映画祭の男優賞を制覇した。

 その後もテレンス・マリック監督作『シン・レッド・ライン』(1998)、『アイ・アム・サム』(2001)でアカデミー賞の候補となっている。2003年にクリント・イーストウッド監督作『ミスティック・リバー』で娘を殺され復讐に囚われた父を演じてアカデミー賞主演男優賞を初受賞、2008年にはガス・ヴァン・サント監督作『ミルク』で不屈の政治家を体現し2度目のオスカーとなる主演男優賞に輝いた。また、1991年には『インディアン・ランナー』で監督デビュー、その後も『イントゥ・ザ・ワイルド』(2007)を手掛けるなど、精力的に活動を続けている。

 そんなハリウッドを代表する名優が65歳の節目の年に選んだ本作は、逃走劇のフリをした(?)闘争劇。名匠アンダーソン監督による練りに練られた脚本で、ノンストップのバトルが怒濤のように押し寄せる。

 ディカプリオが、娘を溺愛するあまり間抜けな闘争を続ける元革命家役でイメージを一新する演技を披露するかと思えば、ショーンが彼を地の果てまでも追い詰めるマッチョな変態軍人にふんして一線を越える。そして、なぜかボブのピンチに現れる謎の空手道場の“センセイ”役のべニチオ・デル・トロが、個性的かつユーモラスな演技で圧倒する。

 果たして、次から次へと繰り広げられる怒濤のチェイス・バトルの先に待ち受ける、ボブと娘の運命は?ディカプリオを相手に、名優ショーン・ペンがどんな怪演を見せるのか、その全貌を映画館の大画面で体感したい。

 映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』は、10月3日より全国公開。

映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』本予告

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