上戸彩、映画『沈黙の艦隊』新作の見どころアピール「臨場感もすごいです!」

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女優の上戸彩が25日、都内で行われた映画『沈黙の艦隊 北極海大海戦』完成披露舞台あいさつに、大沢たかお、中村蒼、夏川結衣、風吹ジュン、渡邊圭祐、前原滉、松岡広大、江口洋介、吉野耕平監督と共に出席。作品の見どころを明かした。
【写真】大沢たかおと並んで手を振る上戸彩
日米政府が極秘に建造した高性能原子力潜水艦を奪って反乱逃亡した海江田四郎(大沢)は、独立国〈やまと〉を世界に宣言。アメリカは〈やまと〉を核テロリストと判断し撃沈を図った(映画『沈黙の艦隊』)。海江田は天才的な操舵でいくつもの海戦を潜り抜け、海上自衛隊をも巻き込んだ東京湾での大海戦で米第7艦隊を圧倒し、国連総会へ出席すべくニューヨークへ針路をとった(ドラマ『沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~』)。
映画第二作目は極寒の氷の世界・北極海を舞台に、激しい魚雷戦を繰り広げる。さらに地上では〈やまと〉支持を表明する竹上首相を中心に衆議院解散総選挙が行われ、緊迫の政治戦が展開。原作随一のバトルシーンをさらなるスケールで描き出す。
この日、客席には防衛省・海上自衛隊に所属する人の姿もあった。大沢は「みなさんの協力のおかげで、ここまで来ることができました」と感謝。「みなさんの協力に恥じないように、我々はとにかくベストの上のベストを目指して、また続編を作ってまいりましたので、今日ぜひ楽しんで見ていただければと思います。改めまして、ありがとうございました」と気持ちを伝えた。
本作の見どころを上戸は「CGだったりVFXだったり、どこが本当の撮影で、どこがコンピューターの技術を使って撮影しているんだろう?って。それが見ていて全然わからないので、臨場感もすごいです」と告白。「海江田さんも前作より血が通っているというか、心のひだが大きくなっている」と海江田の内面にも触れ「ちょっとした動揺だったり、呼吸が聞こえてくるような海江田さんがまた魅力的です」と語った。
さらに上戸は「いろんな家族の背景が出てくるキャストの方がいたりとかして、泣けました」とも明かし「今回はほろほろ泣けるシーンもあったりするので『息するの忘れてた』とか、生唾を飲むような気分になっちゃうんですけど、ちゃんと感動するうるうるシーンもぜひみなさん、感情をあらわにしていただきたいなと思います」とアピール。上戸が紹介した見どころを受けて、吉野監督は「完成したばかりで、この巨大スクリーンを見ると何かミスがあるんじゃないかと、そっちの観点で見てしまう(笑)」と笑っていた。
映画『沈黙の艦隊 北極海大海戦』は、9月26日公開。