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成宮寛貴、宮本亞門と25年ぶり再タッグ! 三島由紀夫『サド侯爵夫人』をオール男性キャストで上演 共演に東出昌大、加藤雅也ら

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三島由紀夫

■三浦涼介

 「サド侯爵夫人」ルネの妹。アンヌ役を演じます。三浦涼介です。

 三島由紀夫生誕から100年。そのような新たな歴史のスタートにこのような出演のお話を頂き心より感謝します。宮本亞門さんとの出会いはずっと願って居た事であり、今回初めてお会い出来る事…僕自身とても嬉しく思っています。

 サド侯爵夫人は三島さんの作品の中でも過去に数多くたくさんの方々がこの戯曲の夢を叶えてきた事だと思います。

■大鶴佐助

 サド侯爵については初め性的倒錯者としての印象が強かったのですが、宗教や道徳などの固定概念の全面的否定や徹底的な自然主義など、本人の絶対的な美学の上での行いだった事を知り、自分の中で見方が少し変わりました。

 「サド侯爵夫人」は全編女性の会話劇ですが、女性達の中に常にサド公爵が存在しているからかなのか、三島由紀夫の美学とサド公爵の美学が似ているからなのか、男性が演じると考えても台詞に違和感を感じませんでした。

 三島由紀夫作品は「豊饒の海」以来ですが、戯曲を演じるのは初めてですので、三島の書いた台詞をどう立ち上げていくか今から楽しみです。

■首藤康之

 今回、宮本亞門さん演出舞台『サド侯爵夫人』に関わる事ができることを嬉しく思います!

 私のキャリアはフランス人振付家モーリス・ベジャールさんが三島由紀夫さんをモチーフに創作した作品『M』からはじまりました。

 未だミステリアスかつ不可解な事が多いこの作家の真実や愛に少しでも近づけることを願いながら、素晴らしい共演者の方々と丁寧に稽古をしてまいりたいと思っております。

■加藤雅也

 私が45歳で初めて舞台に挑戦してから、早いもので17年が経ちました。これまで携わってきたのは、どちらかといえばエンターテインメント性の強い作品が多かったのですが、心のどこかで「いつかは三島作品やシェイクスピア作品のような芸術性の高い舞台にも挑戦してみたい」と願っておりました。もしかしたらそのような機会は自分には訪れないのかもしれない……と半ば諦めかけていたところに、今回のお話をいただきました。驚きと喜び、そして「果たして自分ができるのか」という不安がよぎりましたが、思わず「やります!」と即答してしまいました(笑)。

 台本を手にした瞬間、セリフの多さに「これは大変なことになったぞ(笑)」と覚悟を決めると同時に笑みがこぼれ、まだ稽古もしていないのに早くも“セリフが出てこない夢”を見る始末。夢に見るぐらい不安を抱いている自分に少し可笑しさを感じました。もう後戻りはできません。全力でモントルイユ夫人と向き合い、皆さまに楽しんでいただける舞台をお届けできるよう励んでまいります。全身全霊でモントルイユ夫人を演じきりたいと思っております。温かく見守っていただけましたら幸いです。

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