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成宮寛貴、宮本亞門と25年ぶり再タッグ! 三島由紀夫『サド侯爵夫人』をオール男性キャストで上演 共演に東出昌大、加藤雅也ら

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成宮寛貴

東出昌大

三浦涼介

大鶴佐助

首藤康之

加藤雅也

宮本亜門

三島由紀夫

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■演出・宮本亞門

 念願であった日本演劇界の頂点とも言える、三島由紀夫氏の『サド侯爵夫人』を新たに創り出す喜びに胸が震えています。成宮君をはじめとする個性あふれる俳優たちと共に、危殆と破壊の縁に立ち上がる高揚を、かつてない舞台として結晶させお見せします。

 来年一月――破壊からこそ生まれる美の昂奮を、どうぞご期待ください。

■成宮寛貴

 再び舞台という“生”の場所に立てることに、静かな高揚を感じています。『サド侯爵夫人』という極限まで研ぎ澄まされた世界の中で、人間の愛と狂気、そして内面に潜む声を辿っていく時間になると思います。

 今回、12年ぶりに舞台に挑戦します。三島由紀夫の戯曲に向き合うことは、俳優にとって大きな試練であり喜びでもあります。鋭く精緻な言葉に呑み込まれるのではなく、自分の身体と声を通してどう響かせられるか――その覚悟をもって臨みたいと思います。

 そして演出を務めてくださるのは、僕が俳優デビューした舞台でもご一緒した宮本亞門さん。あのときから年月を重ね、25年ぶりに再びこのタイミングでタッグを組めることに、運命的な巡り合わせを感じています。俳優という仕事に再び身を委ねるなかで、今の自分だからこそ触れられる感情や言葉があると信じています。

 劇場という濃密な空間で、観客の皆さんと同じ時間を生きられることを心から楽しみにしています。

■東出昌大

 世界の演劇界に燦然と輝く傑作『サド侯爵夫人』に出演出来ますことは、私の俳優人生に於いての誉れです。また『豊饒の海』の舞台を共に作り上げた盟友、首藤さん、佐助と再びご一緒出来る喜び。そして、初めてお目見えする宮本亞門さん、加藤さん、成宮さん、三浦さんとの邂逅。全てが楽しみで仕方ありません。

 十代後半より三島由紀夫作品を愛読して参りました。その後役者になり、舞台『豊饒の海』や映画『三島由紀夫VS東大全共闘』などの作品で“三島”に関われる機会に恵まれてきましたが、この令和の世に『サド侯爵夫人』を男性キャストで公演すると聞いた際は、魂の微振動を感知したことを覚えております。絢爛豪華な美文に負けぬ熱演を致します。

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