「変わらなすぎる」近影も話題! 実写映画『NANA』公開から20年、実写版キャストの現在

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矢沢あいの人気コミックを実写化した映画『NANA』が公開されて今年で20年。ここでは劇中の登場人物を演じた人気俳優たちをフィーチャー。演じた役柄や公開後の活躍について見てみよう!
【写真】中島美嘉の感涙投稿&「変わらなすぎ」20年後の宮崎あおい
■中島美嘉
中島美嘉(2021年撮影)
ミュージシャンとしての成功を求めて上京する大崎ナナを演じたのは、2001年に女優・歌手としてデビューした中島美嘉。本作ではNANA starring MIKA NAKASHIMA名義で主題歌も担当。作詞を原作者の矢沢、作曲をL’Arc〜en〜CielのHYDEが手がけたロックナンバー「GLAMOROUS SKY」は、自身初のオリコンシングルチャート1位を記録する大ヒットとなり、第47回日本レコード大賞では「特別賞」を受賞し、『第56回NHK紅白歌合戦』にも出場した。
懐かしい…『NANA』の台本 「中島美嘉」インスタグラム
本作が劇場公開された後も「LIFE」や「一番綺麗な私を」などのヒット曲を発表し、2010年代からは台湾や韓国をはじめとした国外でも楽曲がリリースされ各国で人気を得る。今年1月には韓国の音楽番組『韓日トップテンショー』に出演し、代表曲「雪の華」を披露。さらに9月には自身のインスタグラムで私物の『NANA』の台本を公開。「20周年おめでとう!NANA」とコメントし、ファンを喜ばせた。
■宮崎あおい

そんな中島と共に主演を務め、もう1人のNANAこと小松奈々(通称ハチ)を演じていたのは宮崎あおい。映画公開の翌年には、連続テレビ小説『純情きらり』(NHK総合)でヒロインを演じると、2008年には大河ドラマ『篤姫』(NHK総合)で主演を務めた。ちなみに2006年公開の『NANA2』には出演せず、代わって市川由衣が小松奈々役を演じた。
宮崎はその後、2017年には『陰日向に咲く』、『天地明察』で共演した岡田准一と結婚。翌年の10月には第1子男児を出産し、現在は4児の母となった。今年8月に出演したイベントでは、かねてからファンだったというお笑いコンビ「ジョイマン」と共演。その模様が多数のメディアで報道されると、ネット上には39歳になった宮崎の姿に「今もずーっと可愛すぎる」「ホント変わらない」「え、宮崎あおいさんって不老不死??? 美しすぎん???」などの声が相次いだ。10月からは大泉洋が主演を務めるドラマ『ちょっとだけエスパー』(テレビ朝日系)で13年ぶりに民放ドラマにカムバック。さらに来年は大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK総合)にお市役で出演する。
ジョイマンの池谷和志が投稿した宮崎あおいとのオフショット 「ジョイマン池谷」インスタグラム
※宮崎あおいの「崎」の字は正確には「たつさき」
■松田龍平

大崎ナナの恋人でベーシストのレンこと本城蓮を演じたのが松田龍平。本作出演後、松田は「悪夢探偵」シリーズやテレビドラマも製作された「まほろ駅前多田便利軒」シリーズ、大泉洋が主演を務めた「探偵はBARにいる」シリーズに出演。さらに連続テレビ小説『あまちゃん』(NHK総合)や『カルテット』(TBS系)、『大豆田とわ子と三人の元夫』(カンテレ・フジテレビ系)といった話題ドラマにも数多く出演。今年は1月期ドラマ『東京サラダボウル』(NHK総合)に出演し、10月には窪塚洋介とのダブル主演作『次元を超える TRANSCENDING DIMENSIONS』が公開される。なお、続編『NANA2』では松田に代わり姜暢雄が本城蓮を演じた。
■丸山智己

ドラマーのヤスこと高木泰士を演じていたのは、モデルとしてデビューし、俳優業に進出した丸山智己。翌年公開の続編『NANA2』でもヤスを演じた丸山は、以降もドラマ「ホタルノヒカリ」シリーズ(日本テレビ系)や「絶対零度 〜未解決事件特命捜査〜」シリーズ(フジテレビ系)、劇場版も製作された「ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜」シリーズ(フジテレビ系)に出演。今年は1月期放送の『ホンノウスイッチ』(テレビ朝日系)を含めてテレビドラマ5作品に出演。12月には『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』の公開も待機中だ。