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森田剛主演舞台『砂の女』閉ざされた世界で交錯する孤独と渇望——世界観を象徴するビジュアル完成

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舞台『砂の女』ビジュアル
舞台『砂の女』ビジュアル(C)1962 安部公房

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森田剛

藤間爽子

 2026年3月から東京、仙台、青森、大阪にて順次上演される森田剛主演舞台『砂の女』より、本作の世界観を象徴するキービジュアルが公開された。

【写真】舞台『砂の女』チラシビジュアル

 本作は、1962年に発表され、翌年には第14回読売文学賞を受賞、20以上の言語に翻訳された安部公房の同名小説を、現代の舞台表現で再構築。

 果てしない砂丘に囲まれた部落、深い穴の底に閉ざされた家。そこに迷い込んだ男と、砂をかき続ける女。逃げ場のない世界で交錯する孤独と欲望、そして人間の本質。原作が描く濃密な世界観を、山西竜矢の脚本・演出、主演・森田剛のもと、舞台ならではの質感で紡ぎ出す。

 キービジュアルは、深いワインレッドのベルベットに包まれた2人の姿が、閉ざされた世界で生まれる緊張と濃密な空気を象徴。その重なりが生む陰影と深紅のつやめきが、見る者を舞台の深淵へと引き込む。

 さらに、本作の舞台化にあたり、脚本・演出を務める山西竜矢と主演・森田剛によるスペシャル対談コンテンツが、1月中旬より公式サイトにて公開されることも決まった。創作の裏側や、舞台化に込めた思いやエピソードなどのトークを届ける。

 舞台『砂の女』は、東京・紀伊國屋ホールにて2026年3月19日~4月5日、仙台・電力ホールにて同年4月8日、青森・SG GROUPホールはちのへ(八戸市公会堂)にて同年4月11日、大阪・森ノ宮ピロティホールにて同年4月18~20日上演。

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