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ヴェネチア国際映画祭受賞のジャンフランコ・ロージ監督最新作『ポンペイ、雲の下に生きる』圧倒的なモノクロームの映像美でつづる予告解禁

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映画『ポンペイ、雲の下に生きる』ポスタービジュアル
映画『ポンペイ、雲の下に生きる』ポスタービジュアル(C) 21UNO FILM SRL / STEMAL ENTERTAINMENT SRL 2025

 第82回ヴェネチア国際映画祭にて審査員特別賞を受賞した、ジャンフランコ・ロージ監督最新作『ポンペイ、雲の下に生きる』が、10月2日より公開されることが決定。ポスタービジュアルと予告編が解禁された。

【動画】美しいモノクローム映像で紡ぐ『ポンペイ、雲の下に生きる』予告編

 西暦79年、ヴェスヴィオ山の噴火によって消えた古代ローマの都市ポンペイ。一昼夜にして火山灰の下に没し、繁栄した街の姿がそのまま残された。埋没した遺跡は長く続く発掘や盗掘によって、元の姿を留めていない。ふもとにはナポリの街が広がり、垂れ込める雲の下、人々の営みが今も続いている。

 本作は、ヴェネチア、ベルリンを制し、アカデミー賞にもノミネートされたドキュメンタリーの名匠ジャンフランコ・ロージ(『海は燃えている~イタリア最南端の小さな島~』『旅するローマ教皇』)が、3年半をこの街で過ごし、出会った人々と紡ぐ物語と、火山の街の2000年にわたる歴史と現在、そして未来への希望を美しいモノクローム映像で映し出す。第82回ヴェネチア国際映画祭にて審査員特別賞を受賞したほか、山形国際ドキュメンタリー映画祭2025コンペティション部門に正式出品された。

 ポスタービジュアルは、本作の舞台となる、雲の下に鎮座する火山・ヴェスヴィオ山と、そのふもとに広がるナポリの街の写真が大きく配置されたもの。上にはそれと対比するように、ナポリの国立考古学博物館に収蔵されている古代ローマの美しい彫像が。下には発掘された古代の人の姿を見つめる子供たち、遺跡発掘にあたる東京大学チーム、街の一角で子供たちの勉強をみる中年男性が収められ、この地の歴史と人々の営みが伝わってくる。

 横には「モノクロームの誘惑。2000年の時間旅行。」というキャッチコピーが添えられ、西暦79年のヴェスヴィオ山の噴火から現在まで続く、2000年という時の流れを感じるさせるビジュアルに仕上がった。

 予告編は、フランスの詩人・小説家、ジャン・コクトーによる「ヴェスヴィオ山は世界中の雲を作る」という、まさに本作を象徴する言葉から幕を開ける。続いて世界遺産・ポンペイとナポリの歴史を感じさせる風景、この地でつつましく生きる人々の姿が、ロージ監督自らカメラを回した圧倒的な美しさのモノクローム映像で映し出されていく。

 映像にはそのほか、考古学博部館で30年に渡って働くマリア、ヴェスヴィオ山近郊で遺跡発掘にあたる東京大学チーム、子どもたちの勉強をみるティッティの姿が。そして船からウクライナ産の小麦をおろすシリア人青年の姿からは、世界各地で続く紛争の一端が垣間見える。

 終盤では、へリコプターから眼下に広がるナポリの街並みと遠くに霞(かす)むヴェスヴィオ山などと共に、「壮大な歴史と人々のつつましい暮らし。喜び、悲しみ、夢――愛おしき人生がめぐり逢う」という本作のテーマを表すナレーションが響き、最後は「また来週」と声をかけ合う、未来への希望を感じさせる子どもたちの姿で締めくくられる。

 映画『ポンペイ、雲の下に生きる』は、10月2日よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国順次公開。

映画『ポンペイ、雲の下に生きる』予告編

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