椎名桔平が撮影を振り返る! 韓国Netflix映画『グッドニュース』本日配信

関連 :
本日10月17日より配信されたNetflix映画『グッドニュース』より、配信開始を記念し、ハイジャックされた旅客機の機長・久保を演じる椎名桔平のコメントが到着した。
【写真】椎名桔平、豪華俳優陣との“打ち上げショット”公開 「豪華メンバー」「カッコいい4人組」と反響
韓国俳優ソル・ギョングが主演、Netflix映画『キル・ボクスン』などで知られるビョン・ソンヒョンが監督を務める本作は、1970年代、ハイジャックされた旅客機をどんな手を使ってでも着陸させようと、一堂に介した人々の怪しい作戦を描く物語。韓国Netflixが制作し、日本からは山田孝之、笠松将、椎名桔平、山本奈衣瑠らが出演する。
椎名が演じるのは、飛行時間1万時間突破を控えたベテラン機長で、笠松将演じるテンチら拉致犯を落ち着かせ、この危機から抜け出す道を模索する役どころだ。
ハイジャックされた旅客機の機長役を演じる椎名は、「オファーを頂いた際には、韓国映画に出てみたい気持ちがあったので嬉しかったですね。特に主演がソル・ギョングさんと聞いて、彼のファンだったので共演するのが楽しみでした。台本に関しては、実際に起きた事件をモチーフにしている話ですが、思ったよりとてもシュールに感じました。どんな世界観の映画になるのかを監督に聞いたら、ブラックコメディをやってみたいんだと仰ってましたね」と、オファーを受けたときの率直な感想と台本を読んだ印象を語る。
撮影時に感じたことを聞かれ、「まずはスケールの大きさに息をのみました。1970年当時のボーイング機を分解してアメリカから移送して韓国で組立て直したそうです。それにより圧倒的なリアルな時代感が画面に映し出されていると思います」とコメント。
「また、脚本に関してですが、これは韓国映画全体なのかビョン・ソンヒョン監督作品独自のものなのか分かりませんが、脚本の他にコンテ台本を事前に渡された事に衝撃を受けました。全シーンをカット割りして一冊丸ごと絵コンテにして製本してあるんです。しかもキャストの容姿に似せて。もちろん現場で柔軟に変化するのは前提としてですが、これによって作品全体の流れや、カメラの構図、つまり監督がどう撮りたいのかが誰にでも理解しやすくなります。スタッフだけでなく、キャスト側にも撮影前に配られるというのも、日本映画にはまず無い事で良い意味で非常に驚きましたね」と韓国と日本の制作の違いについて明かした。
撮影のエピソードを聞かれ、「ビョン・ヒョンソン監督が何度も日韓の俳優陣を食事会に招待して、交流しやすい状況を作ってくれました。とても優しく、少しシャイで、美意識の高い天才肌の監督という印象です」と椎名。
「出演が決まって監督作品『キングメーカー』『名もなき野良犬の輪舞」『キル・ボクスン』を観ましたが、作品ごとに全く違った世界観があり、この『グッドニュース』もまた違ってます。全てに出演しているソル・ギョングさんの演技の仕方も違っていて、とても感慨を受けました。日本側では山田孝之くんを軸に、数名の日本キャストが出演しています。緊張感溢れる現場を終えては、みんなで和やかにチャミソルで乾杯していた日々を思い出します」と振り返った。
そして「10月17日に、私も出演した韓国映画『グッドニュース』がNetflixで配信されます。撮影場所は韓国の地方都市である群山市と大田市(首都ソウルから車で3時間位かかります)。真冬の韓国はとにかく寒く、氷点下での撮影も少なくありませんでした。そんな厳しい環境の中、韓国のスタッフと俳優の皆さんは、いつも笑顔を絶やさず、常に優しく日本側キャストを迎えてくれていました。とっても楽しく、ユーモア満載で少しブラックな映画、『グッドニュース』を是非ご覧ください」とメッセージを寄せた。
Netflix映画『グッドニュース』は、Netflixにて独占配信中。