中村橋之助、婚約発表後の周囲からの反応告白「松也兄さんにご飯に連れて行っていただいて」
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歌舞伎俳優の中村橋之助が18日、都内で行われた『新春浅草歌舞伎』製作発表記者会見に、市川男寅、中村莟玉、市川染五郎、尾上左近、中村鶴松、山根成之と共に出席。婚約発表後の周囲からの反応を明かした。
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『新春浅草歌舞伎』は、“若手歌舞伎俳優の登竜門”として40年以上の歴史があり、浅草の正月の風物詩として広く愛され、親しまれている。松竹では、2026年1月2日~26日に浅草公会堂にて上演する。
橋之助は10日に元乃木坂46で女優の能條愛未と会見を行い、婚約を発表。橋之助は本公演について「来年も座頭をさせていただき、今年は挑戦だったのが来年からは継続というフェーズに入っていくんだと、心して務めたいと思っております」と意気込み「来年の新春浅草歌舞伎のテーマを決めまして。僕のテーマは『幸せを力に』ということで」と言葉に力を込めた。
橋之助は、その“幸せ”に関して「2年目を座頭で迎えさせていただけたことの幸せ」と説明。さらに、演目に関しても触れ「第2部で『傾城反魂香』の又平を務めさせていただきますけども、奥さんのおとくを鶴がやってくれて。二人でひとつの出し物をさせていただくんですけど、中学生くらいのときに平成中村座に鶴と出ていたときに『傾城反魂香』の初役は又平とおとくで、二人で初役を一緒にやろうと約束をしました。僕たちの夢であった初役の又平、おとくを新春浅草歌舞伎で務めさせていただく。このように幸せなことはございません」とかみしめた。自分なりの本公演のテーマを聞かれた染五郎は「橋之助兄さんの幸せのオーラを力に」と口にし、笑いを誘った。
婚約発表後の反響について橋之助は「おかげさまでたくさんの方からお祝いメッセージをいただいて」とニッコリ。「昨日、(尾上)松也兄さんにごはんに連れて行っていただいて。初お祝いをいただきました。おそろスニーカーをいただきました」と明かし「奥さんと僕に、って言っていただいたんですけど、お兄さんと三人おそろいのスニーカーでした(笑)」と笑った。橋之助は「みなさんに温かくお祝いの言葉をいただいて、ありがたい限りです。みんなにもお裾分けをできるように力にしていきたいと思います」と改めて感謝した。
『新春浅草歌舞伎』は、2026年1月2日~26日東京・浅草公会堂にて上演。

