『フルハウス』“ジョーイおじさん”俳優、再びがん診断を明かす 非ホジキンリンパ腫を克服後
人気ドラマ『フルハウス』で愉快なジョーイおじさんを演じたことで知られるコメディアンのデイヴ・クーリエが、扁平上皮がんと診断されたことを明らかにした。デイヴはこの数ヵ月前に、ステージ3の非ホジキンリンパ腫を克服したばかりだった。
【写真】2016年に『フルハウス』メンバーと来日したデイヴ・クーリエ
Peopleによると、米情報番組『トゥデイ』に出演したデイヴが、頭頸部がんの一種である扁平上皮がんと新たに診断されたことを発表したそう。10月に定期健診でPET検査を受けた際に、舌の根本に腫れが見つかり、扁平上皮がんであることが発覚。医師にリンパ腫との関係を尋ねたところ、「全く関係ない」と言われたそうだ。放射線治療を35回受ける必要があり、「12月31日に終える予定です」と明かした。
国立がん研究センターによると、扁平上皮がんは、体の表面や食道などの内部が空洞になっている臓器の内側の粘膜組織から発生するがんを指し、口の中や舌、のど、食道、気管、肺、肛門、外陰部、腟、子宮頸部などに発生するそう。
デイヴは、「扁平上皮がんの予後は非常に良好です」と明かし、「治癒率は90%以上です」とコメント。「でも、本当の意味で、僕の命を救ってくれたのは、早期発見でした。1回目だけでなく、2回目もそうです。ですから皆さんも検診を受けてください。大腸内視鏡検査や乳がん検診、前立腺検査を受けて欲しい。あなたの命を救うことにつながります」と促した。
昨年11月、デイヴはPeopleのインタビューで、ステージ3の非ホジキンリンパ腫と診断されたことを公表。上気道感染症によりリンパ節が大きく腫れたために受診したところ、生検やCT検査、PET検査の結果、非ホジキンリンパ腫のなかでも「非常に悪性度の高い」B細胞リンパ腫と診断を受けたと明かしていた。

