「面白かった秋ドラマ」ランキング2025・トップ10
■第3位 『ザ・ロイヤルファミリー』(得票数70票)
妻夫木聡
第3位は、妻夫木聡が主演した日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』(TBS系)だった。
本作は早見和真の同名小説を実写化したヒューマンドラマ。競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続ける熱き大人たちが、家族や仲間、競走馬とともに奇跡を起こしていく、20年にわたる壮大な物語を活写した。
投票者からは「競馬を知らなくてもレースシーンは熱くなり、人間ドラマに涙しました」といった声のほか、「日曜劇場ならではの重厚感があるストーリーと映像の美しさ」「最初から最後まで安定した面白さ、日劇らしさ、質の高いスタッフキャストに圧倒されました」といった、日曜劇場ブランドへの高い信頼度を感じさせるコメントも多く寄せられていた。
■第2位 『ぼくたちん家』(得票数89票)
及川光博、手越祐也
第2位は、及川光博が主演する『ぼくたちん家(ち)』(日本テレビ系)だった。
本作は、現代にさまざまな偏見の中で生きる「社会のすみっこ」にいる人々が、愛と自由と居場所を求めて、明るくたくましく生き抜く姿を描く完全オリジナルストーリー。『弱くても勝てます』、『だが、情熱はある』(ともに日本テレビ系)などを手掛けてきた河野英裕がプロデュースし、脚本は、日テレシナリオライターコンテストで2023年度審査員特別賞を受賞した松本優紀が手掛けた。
及川が演じるのは、50歳の心優しきゲイ・波多野玄一。不器用で、やたら情に厚い玄一は、ある日、人生も恋も冷めきったクールなゲイの青年に偶然出会い、恋をする。これをきっかけに、玄一の人生が動き出していく。
投票者からは「押しつけがましくなくて でも考えさせられて 毎回、泣いて笑ってほっこり できました」「日曜の夜にぴったりな温かいホットチャイのような作品でした」「ホントにこんな世の中になれば世の中の一みんなが優しく生きやすい世界になるのになぁと 切に感じられたドラマ」だったという声のほか、「62年生きてきて3本の指に入る秀逸なドラマ」といった絶賛の声も寄せられている。

