『ばけばけ』寛一郎、“銀二郎とトキが結ばれなかった理由”を考察「他の人でも成立しちゃう」
俳優の寛一郎が27日放送の『土スタ』(NHK総合/毎週土曜13時50分)に出演。連続テレビ小説『ばけばけ』(同/毎週月曜~土曜8時ほか)で演じている銀二朗役について、自身の考えを語った。
【写真】トキ(高石あかり)への思いがありながら、自ら身を引いた銀二郎(寛一郎)
26日の放送では、4年前に別れたトキ(高石あかり)と再び夫婦になりたいと願っていた銀二朗が、トキの思いを察し、自ら「諦める」と身を引く姿が描かれた。
番組内では、MCの近藤春菜、コカドケンタロウと共に「銀二朗の何がいけなかったのか?」とトークを展開。これに対し、寛一郎は「銀二郎って、いい人。演じた僕でもパーフェクトな存在だと思うんですけど、何がダメだったんだろうと考えた結果、銀二郎がトキである必然性もないし、トキが銀二郎にする必然性もあまりないんです」と持論を語った。
続けて、「牡丹灯籠を一緒に聞きに行くって、別にトキじゃなくてもいいんですよ。もちろんトキと行きたいんですよ。ただ、他の人でも成立するじゃないですか」と説明。その一方で、「でもヘブン先生に怪談を聞かせるって、トキにしかできない」と述べた。
さらに、「銀二郎ってお金もあるし、優しいから、ほかの人にもモテそうじゃないですか。そういうことも含めて、銀二郎は他の人でも成立しちゃうと思われていたのかもしれない」と分析した。
銀二郎という人間を冷静に分析する寛一郎の言葉を聞いたコカドは、「銀二郎ばりに引いた考えですね」と感心していた。

