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キリアン・マーフィー主演、実話に基づくベストセラー映画化『決断するとき』3.20公開

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映画『決断するとき』日本版メインビジュアル
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 キリアン・マーフィーが主演する映画『Small Things Like These』(原題)が、邦題を『決断するとき』として、3月20日より全国順次公開されることが決まった。併せて、日本版メインビジュアル、場面写真10点が解禁となった。

【写真】アイルランドに実在した人権問題を背景に描かれる『決断するとき』場面写真ギャラリー

 原作は、クレア・キーガン原作のベストセラー小説『ほんのささやかなこと』。『オッペンハイマー』で第96回アカデミー賞主演男優賞に輝いたキリアン・マーフィーが原作に深くほれ込み、自ら映画化を希望。『オッペンハイマー』の撮影中にマット・デイモンへ企画を持ちかけ、ベン・アフレックも参加。そして、マーフィー出演のテレビドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』(日本ではNetflix配信)で監督を努めたティム・ミーランツが加わり映画化が実現した。マーフィーは本作で初めてプロデューサーとしても名を連ね、キャスティングにも参加している。

 アイルランドに実在した“マグダレン洗濯所”の人権問題を背景に描かれる本作は、社会が長く黙認してきた現実を前に、「知ってしまった個人はどう振る舞うのか」を静かに問いかける人間ドラマ。『オッペンハイマー』とは一線を画し、言葉を抑え、沈黙と内面の葛藤を徹底的に演じ切るマーフィーの姿が、深い余韻を残す。

 また、第74回ベルリン国際映画祭にて、エミリー・ワトソンが助演俳優賞を獲得したことでも話題となった。ワトソンは、マグダレン洗濯所となった修道院の院長シスター・メアリー役を演じ、長年「見て見ぬふり」をされてきたマグダレン洗濯所の残虐さを正当化する静かな権力を体現。アイルランド社会の闇を象徴する、その抑制された演技が高く評価されている。

 舞台は1985年、アイルランドの小さな町。炭鉱商人として生計を立て、家族と慎ましく暮らすビル・ファーロング(キリアン・マーフィー)は、クリスマスが近づくある日、炭鉱を届けに訪れた地元の修道院で、目を背けたくなる現実を目撃する。そこに身を置く少女から「ここから出してほしい」と懇願され、若い女性たちが行き場もなく苦しんでいる現実と向き合うことに。見て見ぬふりをすることが賢明だと理解しながらも、良心の呵責(かしゃく)に悩むビル。そんな彼が、ついに下す決断とは――。

 日本版メインビジュアルは、本国版のデザインを踏襲し、キリアン・マーフィー演じる主人公ビル・ファーロングの顔を大きく捉えたもの。遠くを見つめ、硬い表情を浮かべるそのまなざしからは、葛藤がにじみ出ている。中央には「助けるべきか、見過ごすべきか。」というコピーを配置。良心か、沈黙か―その決断を、“顔”と“問い”によって語りかける、静かな強さを湛えたポスターとなっている。

 場面写真は、マーフィー演じる主人公ビルを中心に、アイリーン・ウォルシュ演じるビルの妻、エミリー・ワトソン演じるシスター・メアリー、さらにクレア・ダン演じる、修道院からの脱出を試みる収容者など、物語を象徴する主要人物たちの姿に加え、本編に度々登場し、物語の根幹となるビルの幼少期の姿も収められている。

 映画『決断するとき』は、3月20日より全国順次公開。

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