『脛擦りの森』最新予告映像&本ポスター解禁 特殊メイクで高橋一生が“謎の老人”に激変
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高橋一生が主演する映画『脛擦りの森』より、最新予告映像と本ポスターが解禁された。
【動画】「あなたのことを待っていたんです」――『脛擦りの森』予告
本作は、荒木飛呂彦の人気漫画を高橋主演で実写化した『岸辺露伴は動かない』シリーズを大ヒットに導いた監督・渡辺一貴が手掛ける初のオリジナル作品。渡辺は岡山の森に足を運び、この地に古くより伝わる物語からインスピレーションを得て脚本を執筆した。
妖怪「すねこすり」…道ゆく旅人の足にまとわりつき、離れないという。人里から離れた深い森で、足に傷を負った若い男は、女の甘い歌声に導かれ、古い神社にたどり着く。そこには謎の男と若く美しい妻が暮らしており、若い男はそこで夢のような、時の止まったような時間を過ごすが…。
撮影は、横溝正史作品のロケ地としても知られる岡山県の高梁市、新見市で行われた。
最新の予告映像では、森の奥深く、大きく口を開けた洞窟の先に古めかしい神社が現れ、バイオリンの音色が響いて、冒頭から神秘的な世界へ見る者を手招く。
足に傷を負い、さまよい歩く若い男と、優しく迎える謎の女・さゆりの姿は、一見穏やかなぬくもりに包まれているようで、ロウソクが吹き消された瞬間に場面は一気に“妖しい”世界へ。
境内で一人碁を打つ老人の語りかけるような背中のカットに続いて、「あなたのことを待っていたんです」とつぶやかれた言葉は、いったい誰に向けられているのか。そして「思へども なほあやしきは−−−」という女の歌声とともに、見てはいけないものを目にしてしまったかのような若い男の表情。恐ろしさに震える男が森の中で目にしたものとは―。
『脛擦りの森』が宿す、自然への畏怖や、未知のものへの恐怖といった物語の片りんが切り取られている。
渡辺監督との再タッグについて「より言葉の少ない世界に入ってお芝居ができることへの楽しみがあった」という高橋は、本作で4時間におよぶ特殊メークによって森の奥深くで暮らす老人にふんした。そこにいるだけで立ち現れる圧倒的な存在感、セリフひとつで観客の想像力を無限にかき立てる演技力を持つ、高橋一生にしかできない表現が、妖怪「すねこすり」をモチーフにした本作でより一層豊かな映画体験へと、見る者を導く。
高橋は演じた老人について「劇中にもありますが、薪割りができる程度の体は持っており、実際どのくらいの年齢なのかという想像もスタッフの皆さんでしていました」と語る。
同時に、特殊メークを施した姿は「おそらく120歳くらいにまでならないと、(今回の姿のようには)ならない。(ただ動きが)あまりにも老人になり過ぎてしまうのもどうなんだろうと」と明かしつつ、「一般的な人間の時間の流れとはちょっと違った次元に入り込んでしまっているという意味では、あのくらいの存在になっていても大丈夫かなということも、皆さんと話し合いながら決めていきました」と振り返る。
謎の女・さゆり役には17歳の蒼戸虹子。そして森に迷い込む若い男を黒崎煌代が務める。本作の妖しくも美しい世界を彩るバイオリンを奏でるのは、岡山出身で国際的に活躍中のバイオリン奏者・福田廉之介。
本ポスターには、予告映像でも描かれた、老人のさまざまな感情が入り混じった表情が印象的に表現されている。その瞳の先に映るのは希望か絶望か、それとも…。
映画『脛擦りの森』は、4月10日より全国公開。

