別班員・乃木と瓜二つの“死んだはずの部下”が出現――『VIVANT』第16話をひもとく
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日曜劇場『VIVANT』(TBS系/毎週日曜21時)の第17話(第2シーズン第7話)の放送を前に、前週に放送した第16話のストーリーをおさらいする。
【写真】野崎(阿部寛)を見つめるリュウ(堺雅人)の切ないまなざし
警視庁公安部・外事第4課の野崎守(阿部寛)が、5年前から背負い続けてきた“唯一の失敗”。死なせてしまったはずの部下・リュウ・ミンシュエン(漢字表記:劉銘軒)が、自衛隊直轄の非公認組織「別班」に所属する乃木憂助(堺雅人)と瓜二つの顔で現れた。
第16話では、劉の正体が明らかになる一方、乃木たちは、“中国の別班”「Xinxi(以下、シンシー)」に潜入した野崎の真意を読み解こうとする。
乃木と同じ顔を持つ男、本人と見分けがつかない“AI乃木”、そして2つの異なる手がかりが示した場所。5年前に始まった物語が、現在へと一本につながっていく。
■「かわいがっていた後輩」の正体
野崎の潜入捜査について語り始めた警視庁公安部の部長・佐野雄太郎(坂東彌十郎)。話は、野崎が中国の日本大使館に駐在していた5年前へさかのぼる。
野崎の下で動いていたのは、エージェントのチョウ・ケイシ(漢字表記:張競士/高橋光臣)とリュウだった。第1シーズンで野崎が「可愛がっていた後輩」と語っていたのは、このリュウのこと。そしてリュウを演じるのは、乃木、Fに続いて3つ目の顔を見せる堺雅人だった! 放送後、視聴者からは「強烈なキャラ」と、その存在感を驚く声が。さらに、野崎に向かって「私に、嘘はつかないで!」と感情を爆発させる姿には「鳥肌もの」「カメレオンすぎる」と、乃木や乃木の別人格・Fとはまるで別人のような堺の演じ分けにも注目が集まった。
リュウは野崎に思いを寄せていた。そんなリュウが有益な情報をつかみ、単独で潜入した結果、拘束されてしまう。野崎は傭兵を雇って救出を試みるが、直後に届いたのはリュウの遺体と思しき写真。それが、野崎の語っていた“唯一の失敗”だった。
ところが、リュウは生きていた。多国籍の民間情報機関「シンシー」の一員として…。
5年ぶりに野崎と向き合ったリュウは、拷問に耐えた日々を振り返る。死を覚悟した瞬間を語りながら、楽しげに問いかける。
「さあ、問題です。私はこの状況から、どうやって生き延びたのでしょうか?」。
野崎は目を伏せ、何かに気づいたように笑い出す。リュウが生き延びた方法とは?
