スピルバーグ、50年以上温めた“幻の列車衝突”を実現! 『ディスクロージャー・デイ』本編解禁
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スティーヴン・スピルバーグ監督の最新作『ディスクロージャー・デイ』より、スピルバーグが50年以上にわたって構想を温めてきた“幻の列車衝突シーン”を捉えた本編映像が解禁された。
【動画】“幻の列車衝突”がついに実現! 『ディスクロージャー・デイ』本編映像
本作は、巨匠スティーヴン・スピルバーグの豊かな想像力が再びスクリーンに放たれるSFエンターテインメント。スピルバーグと、『ジュラシック・パーク』の脚本家デヴィッド・コープが再びタッグを組み、音楽は名匠ジョン・ウィリアムズが担当する。
今回解禁されたのは、スピルバーグが50年以上にわたって「いつか撮りたい」と温め続けてきた“列車衝突シーン”を収めた本編映像。踏切で停車し、車内で向かい合うマーガレット(エミリー・ブラント)とダニエル(ジョシュ・オコナー)。そこへ「ワーデックス」の現場エージェント、ボイド(ヘンリー・ロイド=ヒューズ)の車が背後から激突し、2人の車を線路上へと押し込んでいく。
目の前には猛スピードで迫る列車。ボイドが勢いをつけるために一度バックした隙を突き、ダニエルは「今だ、出ろ!」とマーガレットに呼びかけ、車外への脱出を試みる。しかし間に合わず、車は列車と激突し、そのまま引きずられていく。果たして2人は、この絶体絶命の危機から生還できるのか――。息をのむ緊迫感と迫力に満ちたシーンとなっている。
スピルバーグにとって“列車”は、映画を撮り始めた少年時代から続く特別なモチーフだ。半自伝的作品『フェイブルマンズ』でも描かれているように、少年時代のスピルバーグは、おもちゃの列車同士を衝突させ、その様子を8ミリカメラで撮影していた。そんな映画少年としての原体験から半世紀以上の時を経て、今回の『ディスクロージャー・デイ』では、初期の代表作『激突!』へとつながる意外なアイデアが盛り込まれている。
1971年の『激突!』でスピルバーグは、謎のタンクローリーに追われる主人公デヴィッド・マンの車を、走行中の貨物列車へと追い込んでいくというアイデアを構想していた。しかし、実際の作品では列車が通過するだけで、デヴィッドの車が列車に衝突することはなかった。
それから50年以上を経て、スピルバーグは『ディスクロージャー・デイ』で、当時思い描いていた“幻の列車衝突”をついに実現させた。本人も「『激突!』では列車が通過してデヴィッドの車は衝突しなかったが、『ディスクロージャー・デイ』では私が本当にやりたかったことができた」と語っている。
本作の脚本を読んだコリン・ファースも、スピルバーグ作品のファンだからこそ、そのストーリーに強くひかれたという。「『未知との遭遇』だけでなく、『ブリッジ・オブ・スパイ』『ミュンヘン』『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』など、多くの作品のDNAを受け継いでいる」と語り、本作には「多くの異なるスピルバーグ作品の要素が組み込まれている」と、その魅力を明かしている。
実際に劇中には、幼少期のマーガレットが光に包まれた謎めいた家へと入っていく、どこか『未知との遭遇』をほうふつとさせる印象的なシーンも登場する。
自身の映画史へのオマージュを随所に忍ばせながら、50年以上前に生まれたアイデアまで最新作で実現させたスピルバーグ。過去作を知る映画ファンほど、その一瞬に込められた“映画愛”を感じずにはいられない、渾身のアクションシーンに注目だ。
映画『ディスクロージャー・デイ』は、10月1日より全国公開。
