シルヴェスター・スタローン、『ロッキー』でアカデミー賞受賞も「悲しかった」 授賞式を回顧
『ロッキー』(1976)で、アカデミー賞3部門を獲得したシルヴェスター・スタローン。『タクシードライバー』や『大統領の陰謀』といった「強敵」を抑えて快挙を達成した一方で、両親の祝福を得られなかったことに悲しみを覚えたと明かした。
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Peopleによると、このたび『CBS Sunday Morning at 92NY』に出演したスタローンが、1977年のアカデミー賞授賞式について、「自分が受賞するなんてあり得ないと思いながら座っていた。信じられないかもしれないが、ライバルの脚本家までがやって来て『君が勝つことはない』ときっぱり言われたんだ」とコメント。それゆえ作品賞の受賞を告げられた時は、「冗談だろう」と思ったそうだ。
客席の拍手を耳にした時は、まるで身体が椅子に張り付いたようになったと振り返り、「高揚感があったわけはない。むしろ少し悲しかった。家族で祝いたかったのに、そうはならなかった」と口にした。
スタローンが下積み時代に脚本を書き、自ら主演を務めた『ロッキー』は、アカデミー賞作品賞、監督賞、編集賞を受賞。スタローンは先日、回顧録『The Steps(原題)』を発売した。また、『ロッキー』制作秘話を描く『I Play Rocky(原題)』のアメリカ公開も控える。
回顧録では、『ロッキー』の撮影中、すでに全ての配役が決定しているにも関わらず、実父フランク・スタローン・シニアが出演を要求したことで大きなトラブルになったとつづっているという。
スタローンはまた、昨年12月にも『CBS Morning』のインタビューで、授賞式に両親が出席しなかったという事実が、自身を苦しめていると言及していた。「あれは火山噴火のような瞬間だったが、やがて悲しみに変わった。愛する人に祝って欲しいのに拒まれた。仕事で成果を収め、アカデミー賞授賞式にまで来ているのに、彼らは出席を望まない。その瞬間、この問題が解決することは決してないと悟るんだ」と語っていた。
