聞こえない密談、突如浮上した少女の名前、奪還を阻む新たな一手 後半戦に突入した『VIVANT』第19話をひもとく
関連 :
シャキ城ではハンの部下、シュウ・ハオラン(漢字表記:周浩然/リンリン)らによる別班員への拷問が続いている。しかし誰一人口を割らない。和田貢(平山祐介)にいたっては右手から指が…。視聴者からは安否を気遣う声も。「あれしかないと思います」というシュウの進言を受けたハンは、日本側へ連絡する。
場面は岐阜県恵那市にある黒須駿(松坂桃李)の実家へ。日本時間6月7日21時。
インターフォンが鳴り、家の奥から「ちょっと翼、手が離せないの」と家族の声。玄関口に現れたのは、黒須の弟・翼(西垣匠)のようだ。荷物を受け取ろうとした瞬間、銃を突きつけられ万事休す。ハンが日本の工作員に命じたのは、別班員5人の家族の拉致だった。ところが次の瞬間、翼が目にも留まらぬ速さで相手の銃を奪い取る。
「お前こそ声を出すな」
もしかして弟…じゃない? このサプライズは「出てきた瞬間叫んだ」「そして強いw」と驚きの声が相次いだ。
次々と姿を現した特殊作戦群が工作員らを制圧。その身のこなしは文章で追うより映像のほうが圧倒的に早い。ここは本編でもう一度見たくなる場面だ。家族はすでに避難済み。特殊作戦群が警護につき、周辺では新型ウイルス感染症への対応を装って防護服姿の隊員や陸上自衛隊の車両まで動員し、安全な場所へ移していた。
実は、ハンは決行を前に、公安にも情報が入るはずだと“鈴木”へ連絡していた。応答したのは、公安部所属でシンシーの工作員だった鈴木祥(内野謙太)本人…ではなく、別班のスーパーコンピューター・AIハヤト(声・高山みなみ)が作ったAI鈴木。拉致部隊と連絡がつかず、いら立つハンは再び呼び出す。AI鈴木は「陸自の特別収容所に連行されたかと」と淡々と報告。鈴木本人もそこにいる。
その一部始終を把握していた別班の最高司令官・櫻井里美(キムラ緑子)が呼び出したのは、乃木ではなく別人格・F(堺/二役)だった。
「乃木さんではなくF、あなたがハンの立場だったら、どう動きますか?」
このやりとりには「櫻井司令、Fの存在知ってたの?」「さすが司令」と視聴者もざわついた。
任務とは無縁の家族まで狙うシンシー。その先を読んだFが出した、容赦ない答えとは?
