聞こえない密談、突如浮上した少女の名前、奪還を阻む新たな一手 後半戦に突入した『VIVANT』第19話をひもとく
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シャキ城への道を開くため、ノコル(二宮和也)とタイの有名実業家、チョッキー・テーパーニット(Ohm‐Tanapak/オーム・タナパック/声・鬼頭明里)、別班員・田代久美子(レイヤマダ)のエージェント・ロマル(Shahriyar Abilov)はオルコ村へ向かった。
現地時間6月7日14時。村長・イサク(Parviz Mammadzada)を前に、ノコルが示したのは大量の札束。シンシーが各家庭に支払う年間3000ドルの100倍、1軒30万ドル。50軒分で計1500万ドルだ。さらに、シャキ城に捕らわれた日本人の救出へ向かうことまで明かすノコル。驚くチョッキーに、「こういう時は直球に限る」。
だが、シンシーへの恐怖は根深い。村長の妻・アイカ(Sevda Omarova)はひそかにシャキ城へ電話。その発信を即座に捉えたのが、“ブルーウォーカー”こと天才ハッカー・太田梨歩(花岡すみれ)だ。国境近くの古城で、サイバー犯罪対策課の東条翔太(濱田岳)、田代のエージェント・フィルザ(Gulnar Yunusova)と通信を監視していた太田は、発信を遮断し、番号まで特定。通信戦も抜かりない。
ノコルはイサクに「自分たちの誇りを、自分たちの手で取り戻さなくていいのか」と訴える。覚悟を決めたイサクは、村人たちを説得すると約束した。
その後、1500万ドルを使ったと聞いて驚く乃木に、ノコルは言う。「ゴビの件で思い知った。所詮、人間は金で動く」そして「最後に心を動かすのは、誇りだ」と。視聴者からは「ノコルの交渉術は頼れる」など、ノコルの“本気の交渉”に視線が集まった。
第1シーズンで自分を裏切った親友・ゴビ(馬場徹)を踏まえての言葉だ。そういえば本編放送後に生放送・生配信中のTBSラジオ『VIVANT 悪役会議室』では、第19話放送を前に、ゴビがノコルへ“お詫びの手紙”を書いていた。だが放送後は「ひどくないですか?」と、ちょっぴり拗ね気味。
一方、乃木は、田代のエージェント・ナティック(Ruslan Huseynov)に、オルコ村の通信網を制御する装置の設置と、道路沿いのチェックポイントへの別の仕掛けを託す。「この作戦、これに掛かっていると言っても過言ではありません」と乃木。この“仕込み”は、この先どこで効いてくるのか?
現地時間18時、イサクによる説得が始まる。だが19時を過ぎても会合は続く。その最中、シャキ城から食堂の店主・ガジモフ(Gurban Ahmadov)へ「明日から30人前追加」の注文が。時間をかけるほど状況は厳しくなる。果たして村人全員の協力は得られるのか?
ちなみに今回も、日本語音声には豪華な顔ぶれが新たに加わった。タイランを若本規夫、イサクを山路和弘、アイカを緒方恵美、ロマルを森川智之、ナティックを浪川大輔が担当する。
やがて奪還チームはそれぞれの持ち場へ。作戦開始を前に、乃木とノコルは固く握手を交わす。現地時間23時50分、狙撃担当のノコルと、テント(解体した国際テロ組織)が設立した民間軍事会社「PMSC Y2K」のテンゲル(榮桃太郎/声・榎木淳弥)は高台へ。全ての準備が整った。
リュウの真意も、“プリシャ”の謎もまだ見えない。現地時間6月8日午前0時。「発進」。乃木の合図で、2台のバンが暗いトンネルの先へ走り出した。乃木の覚悟をかけた作戦は、ここからが本番だ。
日曜劇場『VIVANT』は、TBS系にて毎週日曜21時放送。
