『プレシャス』でアカデミー賞に輝いたモニークが女優復帰

関連 :
コメディアン・テレビ司会者として活躍しているモニークが新作映画『Blackbird(原題)』で女優復帰を果たすらしい。Deadlineによると、2009年にアメリカで公開された『プレシャス』でアカデミー賞の助演女優賞を獲得して以来、映画出演を果たすことになると報じている。今回モニークは本作で、海外ドラマ『グレイズ・アナトミー』でお馴染みのイザイア・ワシントンと共演する予定だ。
【関連】モニークがオスカーに輝いたアカデミー賞をフォトで振り返る
『Blackbird(原題)』は、10代の少年が自分は同性愛者であることに気付いたことで、ミシシッピ州の保守的で信心深い片田舎の町を揺るがすことになるドラマを描く。そんな中、主人公の両親は離婚を迎える最中で、姉妹も行方が分からなくなってしまうという展開だ。
期待の新人ジュリアン・ウォーカーが主人公の少年を演じるが、モニークは少年がカミングアウトしたせいで娘が失踪してしまったのだと息子を責める母親役を演じることになるようだ。さらにモニークは出演だけでなく、夫のシドニー・ヒックスと共にプロデューサーも担当する。
シドニーは「『Blackbird(原題)』は自分らしくいるために苦悩する中で迫られる選択についての作品なんです。でも、そもそも自分らしくいようとすることが苦悩でなければいけないのでしょうか?」と作品のテーマについて語っている。