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アカデミー賞ノミネート 短編アニメ『九十九』とは? 監督が喜びのコメント

映画

森田修平監督作品『九十九』
森田修平監督作品『九十九』(C)SHORT PEACE COMMITTEE (C)KATSUHIRO OTOMO/MASH・ROOM/SHORT PEACE COMMITTEE

 第86回米国アカデミー賞のノミネート作品が16日に発表され、2013年7月20日より全国公開されたオムニバス映画『SHORT PEACE』より、森田修平監督の短編アニメーション『九十九』が、日本監督としては5年ぶりとなる、短編アニメーション部門にノミネートされた。

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 『九十九』は、森田修平監督による14分の短編アニメーション。昨年の紫綬褒章の受賞で記憶に新しい、大友克洋監督作品(『火要鎮(ひのようじん)』)を含む4編の短編映画で構成された中の1本。18世紀の日本を舞台に、「ものに魂が宿る」というテーマのもと、モノノケと人間の男の交流を描いた作品で、日本画的な表現と3DCGを融合させた、これまでに無い斬新な映像美を表現している。

 森田修平監督は「『九十九』は“自分らしい作品とは何か? ”と、ここ数年迷い考えた末、やっと素直に描けたと実感した作品です。日本では、この様なショートの作品はなかなか陽の目を見ることが難しく、制作も困難な状況の中、こうしてノミネートされ注目を浴びることができ、一人でも多くの方に見てもらえる事を嬉しく思います」と喜びのコメントを寄せている。

 2012年アヌシー国際アニメーション映画祭ショートフィルム部門に選出され、また第16回文化庁メディア芸術祭ではアニメーション部門の推薦作品に選定されるなど、すでに国内外で高く評価されている本作。アカデミー賞受賞の期待も高まっている。

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