『ドーソンズ・クリーク』続編の可能性は?ドーソン役J・ヴァン・ダー・ビークが語る

本国アメリカでは放送終了から10年が経っても根強い人気を誇る青春ドラマ『ドーソンズ・クリーク』。主人公のドーソンを演じたジェームズ・ヴァン・ダー・ビークが当時のキャスティング秘話とドラマの続編の可能性について語った。
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E!Newsのインタビューで、ドーソン役は当初、別の俳優が候補だったと明かしたジェームズ。海外ドラマ『アントラージュ★オレたちのハリウッド』シリーズのヴィンセント役で知られるエイドリアン・グレニアーが、ドーソンとペイシーの両方の役でオーディションを受け、スタジオ側は実はエイドリアンをドーソン役に欲しがっていたという。「彼でも(役を)こなしていたと思う。きっとうまくやっていたさ」と笑いながら話したというジェームズ。
アメリカの小さな町に住む高校生たちの友情と成長を描いた青春ドラマのオーディション当時、エージェントが「20歳の僕に15歳を演じてほしがっていた。“歳取りすぎだよ!”と思った」とジェームズ。ロサンゼルスでのオーディションに向かう飛行機の中、ジェームズはエイドリアンと隣り合わせで座り、気まずかったそう。オーディションではクリエイターのケヴィン・ウィリアムソンに気に入られたが、スタジオ側はエイドリアンを押し、双方折れず、結局、ケヴィンに髪を切るように言われて散髪すると、ドーソン役を射止めることができたという。
同ドラマのオリジナルキャストによる続編や特別編の可能性については、ジェームズは絶対にないと語ったそうだ。クリエイターのケヴィンも先に否定していたそうだが「僕たちが15年前に始めた作品をみんなが今でも思ってくれていることは、とても光栄だ。誰もファンの気持ちを踏みにじったり、希望を消したりしたくない。でも企画が進んでいるという話はない」とジェームズ。ファンに満足してもらえるような作品はできないだろうし、「ミシェル(ジェン役)を蘇らせることも難しいだろう。それが1つの理由だ。それにあの役(ドーソン)をどう演じていいか、もう分からないしね。演じるとしたら復習しないといけないな」と話していたそうだ。