青年の死に全米が泣いた…実話から生まれた『フルートベール駅で』公開決定&予告解禁

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2013年サンダンス映画祭にて「作品賞」「観客賞」、カンヌ国際映画祭にて「ある視点部門フューチャーアワード」を受賞した、警官による黒人男性射殺事件という衝撃の実話を基にした映画『フルートベール駅で』の日本公開が決定。その予告編が解禁された。
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わずか7館ではじまった公開は異例のヒットにより1063館へと拡大。社会現象となった事件を基に描くこの衝撃作は、弱冠27歳の新人監督ながら全世界からの絶賛を集め、現在数々の賞レースを席巻中だ。
オスカー・グラント 享年22歳。2009年元旦に無抵抗のまま警官により射殺されるという、悲惨な事件はどうして起こったのか?解禁された予告編に映るのは、愛する娘や大切な家族のために、人生をやり直そうとした一人の男の姿だ。事件の真実を知る前に、彼のかけがえのない一日に涙せずにはいられない。希望に満ちた明日はもう来ず、そのかけがえのない今日は「人生最後の日」だと、私たちは知っているから…。
監督は、初長編作となる弱冠27歳の新人、ライアン・クーグラー。2011年に撮った短編の学生映画が数々の賞を受賞するなど早くから才能を発揮。そんなライアンにアカデミー賞俳優フォレスト・ウィテカーも惚れ込み、本作の製作に名を連ねている。監督は2月上旬に来日予定。若き俊英からどのような制作秘話が聞けるのか期待が膨らむ。
出演は、マイケル・B・ジョーダン (『クロニクル』)、オクタヴィア・スペンサー (『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』)ほか。一人の人間の非業の死が如何に悲しく、一人の人間の命が如何に重く尊いものなのかを訴えかける。
『フルートベール駅で』は3月21日より全国公開。