松坂桃李と西田敏行が初共演!人気マンガ原作 『マエストロ!』映画化決定

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大人気マンガ『マエストロ』の実写映画化が決定し、松坂桃李と西田敏行が初共演することがわかった。
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本作は、若き演奏家と謎の指揮者が、全身全霊をかけて真剣勝負を行う、笑いと涙の感動オーケストラ・エンタテインメント。第12回文化庁メディア芸術祭で優秀賞を受賞し、第13回手塚治虫文化賞にノミネートされた、さそうあきらの同名マンガを原作に、『毎日かあさん』でヒットを飛ばした小林聖太郎が監督を務める。クラシック音楽では定番中の定番である「運命」「未完成」をモチーフに、あまり知られていないトリビアをふんだんに散りばめ、オーケストラの常識を一新する。
若手天才コンサートマスターの香坂役を演じる松坂は、「この作品の根幹にあるクラシック自体もバイオリンも初めて触れるものなので、新鮮さが楽しみな反面、怖さも感じています」とコメント。初共演となる西田については「いつか機会があればご一緒してみたいと思っていた俳優さんなので、どんなマエストロとして登場されるのか、楽しみで仕方ありません。優しい雰囲気を全身に纏ってらっしゃるけれど、芝居となると尖ったものが見え隠れしている方だと思うので、西田さんからいろいろと学ばせていただきたいです」と話した。
一方、素性も経歴もわからない謎の指揮者・天道 を演じる西田は、「小林監督とは助監督時代『ゲロッパ!』でご一緒し、きらめく才能を垣間見ました。その才能をいかんなく発揮できるこの作品で、演出家としてのきらめきを見てみたいと思ったのが、今回出演を決めた一番の理由です」と出演の経緯を語る。そして、「原作はクラシック音楽に対して深い哲学を持つ作品です。今までクラシックをあまり聞いてこなかったのですが、この作品でクラシックに真正面から向き合い、ベートーヴェンは何を言いたかったのか、語りたかったのか、役者の目線で、役者の耳で聞いてみようと思います」と意気込んだ。
また、小林監督は「松坂桃李くん、西田敏行さんといった凄腕の『演奏家』が仲間になってくれた今とともに、どのような音楽を奏でることができるか……不安とワクワクがないまぜになった興奮とともに準備を進めております。クラシック音楽を知る人も知らない人も楽しめる映画になると思います」と撮影へ期待を寄せた。
映画『マエストロ!』は2015年全国公開。