『DQM スーパーライト』ガチャ問題 プロデューサーが謝罪コメント

スクウェア・エニックスは、スマートフォン・タブレット向けRPG『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』で提供していたサービス「まほうの地図ふくびき」を一時中止することを発表。本ゲームのプロデューサーの柴貴正氏が、謝罪文を発表した。
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『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』は、『ドラゴンクエスト』シリーズでおなじみのモンスターたちを仲間にして育成・配合しながら、さらに強力なモンスターを生み出せる『ドラゴンクエストモンスターズ』シリーズを、スマートフォンやタブレットで手軽に体験できるRPG。1月23日に配信を開始し、サービス開始11日で200万ダウンロード突破という人気ゲームとなっていたが、同時に有償ガチャサービス「まほうの地図ふくびき」において、レアなモンスターの出る「金の地図」の確率が低すぎるのではないかと問題になっていた。
まずは、改めて本ゲームのコンセプトについて、プロデューサー・柴氏は「『ドラゴンクエストモンスターズ』シリーズとして、適切なゲーム難易度も含めたゲーム性を楽しんでいただくことを目標に設計いたしました」と説明。このコンセプトのもと、「有償ジェムを購入しなくても十分にお楽しみいただけるよう、ゲームバランスを調整しております」とのことだ。
だが、そのコンセプトに相反してユーザーから指摘が相次ぎ、今回の事態へと発展した。この事態を収拾し、「まほうの地図ふくびき」のサービス向上を図るため、同社は以下の施策を発表した。
<「まほうの地図ふくびき」仕様の変更について>
・「金の地図ふくびき」における提供割合、及び内容を見直す
・「金の地図ふくびき」における提供割合を明記する
・「まほうの地図ふくびき」における、各メニューの名称、デザインを変更する
また、仕様変更に伴い、サービス開始から「まほうの地図ふくびき」の仕様変更前までに「金の地図ふくびき」を利用した回数に応じた個数のジェムおよび「銀の地図ふくびき」を利用した回数に応じたポイント数のサポートポイントを、ユーザーに“返還”することを明らかにした。
最後に、「運営面では度重なる不具合により、大変なご迷惑をお掛けしており、申し訳ご座いません。運営・開発チームでは、これらの状況を重大に受け止め、今後ご不便をお掛けしないよう、運営体制、開発体制、デバッグ体制の見直しを進めております」と締めくくっている。