実写版『進撃の巨人』の樋口監督も来る!今年のゆうばり映画祭はVFX&アニメが熱い

いよいよ今月27日より開幕する「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014」。今回は、従来のプラグラムに加え、VFXやアニメーションにフォーカスしたスペシャルプログラムが目白押し。あの実写版映画『進撃の巨人』の樋口真嗣監督をはじめ、いま注目のクリエイターが集結し、熱いトークを繰り広げる。
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第24回を迎える本映画祭では、劇場公開前の話題作等を上映する招待作品や、多くの若手映画作家を世に輩出しているコンペティション部門に加え、協賛・共催などによる特別企画にも力を入れており、中で今回の大きな目玉のとなるのが、VFXやアニメーションに特化したプログラムの数々だ。
例えば、「京楽ピクチャーズ.PRESENTS VFX‐JAPAN イベント」では、“日本VFXの伝統、今、未来を感じる”をコンセプトに、実写版映画『進撃の巨人』の監督を務める樋口をはじめ、日本の特撮、VFXの第一人者が集結。特撮の変遷とVFXの現状、未来について熱く語る。さらに『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズを主に手掛けるスタジオカラーのCGIプロデューサー瓶子修一が登壇するプログラムでは、「ヱヴァ」の映像制作についての裏側も語られる予定だ。
また、現在現役で活躍中のアニメーション監督も過去に数多く参加してきた 「学生アニメーションの祭典 ICAFセレクション上映」では、過去11回大会の代表作と、昨年行われたICAF2013で上映された作品を合わせたスペシャルプログラムを行う予定。本年度アカデミー賞短編アニメーション賞にノミネートされた『九十九(つくも)』の森田修平監督が2002年に出品した『男伊達』や、『つみきのいえ』で第81回アカデミー賞 短編アニメーション部門を日本人初受賞した加藤久仁生監督が2001年に出品した『ROBOTTING』など、現在第一線で活躍する監督たちの貴重な作品が上映される。
さらに、「クリエイターズ・シンポジウム~時代を築いた偉人たち~」では、大友克洋氏が監督を務めた大人気アニメ映画『AKIRA』の作画監督を務めたなかむらたかしを招き、魅力ある映像やキャラクター創りについてのトークイベントも開催する予定だ。
映画祭の花形である招待作品やコンペティション部門だけにとどまらず、VFXやアニメーションのトップクリエイター達が一堂に会する今年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭。例年以上にヒートアップすること間違いなしだ。
「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014」は2月27日~3月3日まで開催。