『人造人間キカイダー』がデザイン一新 新旧ジローの共演も実現

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41年の時を超え、伝説のヒーローが再起動する映画『キカイダー REBOOT』のビジュアルが解禁された。「いかに旧作の良さを残すか」といったこわだりのもと、デザインを一新したキカイダーとキカイダーの宿敵ハカイダーの姿が公開になった。さらに1972年当時のジロー/キカイダー役の伴大介が出演することもわかった。
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本作は、1972年に誕生し、国民的バラエティ『8時だヨ!全員集合』の裏番組にして、驚異の視聴率16%で大健闘した特撮TVドラマ『人造人間キカイダー』の映画版。原作者・石ノ森章太郎のDNAを宿した“キカイダー”は、左右非対称のユニークなビジュアルと深いドラマ性から、「仮面ライダー」と人気を二分した伝説のヒーロー作品として有名に。これまで、実写リメイク企画が浮上したが、紆余曲折を経て、脚本に2年という歳月をかけ、遂にキカイダーが“REBOOT”=再起動する。
本作で主役・ジローに抜擢された入江甚儀は映画初主演。「大役をいただき、嬉しい気持ちでいっぱいです! 『良心回路』という心を持ってはいるけれど、機械。そんな、じれったい様なある種、アンニュイな存在になれるように、意識してどちらかに偏った芝居をしないように演じています」と気合十分。また衣装合せで、元祖ジローの伴と初対面したようで、「『大丈夫!』と声をかけて頂き、〝ジロー”のバトンを繋いでいただいた気がします」と新旧ジローの交流エピソードも明かした。
一方、謎の心理学者・前野究治郎という役柄で出演する伴は、「今回、究治郎(旧ジロー)という役名を頂きました。新ジローの入江さんは長身で、スポーツマンタイプ! 現代の若者らしいジローが今から楽しみでなりません! この作品は、観終った後に心が温かくなる“ラブストーリー”です」と生まれ変わったキカイダーの内容について触れている。
入江、伴以外に佐津川愛美、高橋メアリージュンも出演する『キカイダー REBOOT』(監督:下山天 脚本:下山健人)は、5月24日(土)全国公開。