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フィリップ・シーモア・ホフマンの同性愛を報じた米ゴシップ誌が謝罪

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フィリップ・シーモア・ホフマンの同性愛を報じた米ゴシップ誌、「うっかりミス」と言い訳
フィリップ・シーモア・ホフマンの同性愛を報じた米ゴシップ誌、「うっかりミス」と言い訳(C)AFLO

 今月2日(米現地時間)に死去した俳優フィリップ・シーモア・ホフマンと、彼の遺体の第一発見者だった脚本家デヴィッド・バー・カッツが同性愛にあったと報じた米ゴシップ誌「National Enquire」が、デヴィッドから名誉毀損で訴えられていた件で示談に達し、謝罪するそうだ。

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 本件は「National Enquire」誌が2月17日号で、デヴィッドがフィリップと同性愛の関係にあったと告白し、さらにフィリップが死の前日にコカインをやっていたと証言したと報じたことに端を発している。デヴィッドは同誌を発行する出版社を相手取り、名誉毀損の訴えを起こし、500万ドル(約5億1000万円)の補償的損害賠償と4500万ドル(約46億400万円)の懲罰的損害賠償の支払いを求めていた。

 The Wrapによると、同出版社は示談の一環として、現地時間2月26日のNew York Times紙に1ページ全面の謝罪文を掲載するという。また、未発表の演劇の製作を促進するため、4万5000ドルの賞金を毎年用意することになったそうだ。賞金を設ける年数は不明。

 問題の記事は同誌のウェブ版にも掲載されたが、デヴィッドが訴訟を起こした後は削除されていたという。出版社はデヴィッド・カッツという名前の人物を捜し当て脚本家のデヴィッド・カッツかと尋ねたとのことだが、人違いをしたと「うっかりミス」を強調したらしい。示談で何らかの損害賠償金が支払われることになったかは明らかになっていない。

 フィリップは亡くなった当時は別居中だったが、1999年から交際し、彼の3人の子供の母親である衣装デザイナーのミミ・オドネルに遺産を授けた。デヴィッドは既婚者で4人の子供がいる。

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