『ゴーストバスターズ3』ハロルド・ライミス死去を受けて脚本リライト

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ソニー・ピクチャーズ傘下のコロンビア・ピクチャーズが人気SFコメディ映画『ゴーストバスターズ』第三弾を企画、というニュースが流れたのはかれこれ6年ほど前。以後、脚本の着手やオリジナル・キャストの出演が報じられたものの、撮影が始まる気配はなく頓挫したかのように思えた第三弾だったが、製作に向けて動いているようだ。出演を予定していたハロルド・ライミスが死去したため、脚本が手直しされるとThe Hollywood Reporterが伝えている。
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The Hollywood Reporterに関係者が話したところによると、監督のアイヴァン・ライトマンが開発の進んでいる企画の進め方を協議するため、米ソニー・ピクチャーズの製作トップと面談する予定になっているとのこと。ただし、シリーズ2作に出演したオリジナル・キャストのビル・マーレイ、ダン・エイクロイドとハロルドは、続編ではゴーストバスターズの新メンバーたちにバトンを渡す立場でカメオ出演となり、もともと出番は少ない予定だったため、脚本のリライトが大変になることはないと話しているそう。また、年内に撮影を開始できるほど、脚本が固まっている状態ではないとのことだ。
シリーズ2作の脚本を手掛けたのはハロルドだが、第3弾の脚本は彼と共にジャック・ブラック主演『紀元1年が、こんなんだったら!?』(09・未)の脚本を手掛けたリー・アイゼンバーグとジーン・スタプニツキーが担当する。
『ゴーストバスターズ』シリーズは大学で超常現象を研究していた科学者3人組が大学をクビになったことをきっかけに幽霊退治ビジネスを立ち上げ、「ゴーストバスターズ」として様々な姿をした幽霊に挑むというストーリー。第1弾が1984年、第2弾が1989年に公開され、共にヒットした。両作ともライトマン監督がメガホンを取り、シガーニー・ウィーヴァーやリック・モラニスなどが共演している。