『ガラスの仮面』舞台化決定 北島マヤ役は貫地谷しほり「衝撃の世界にお連れします」

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美内すずえ原作による、日本少女漫画史に燦然と輝く演劇大河ドラマ「ガラスの仮面」の新作舞台化が決定。北島マヤ役を演技派女優・貫地谷しほりが務めることがわかった。
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1975 年に連載を開始し、現在までに単行本49 巻が刊行され、アニメ、ドラマ等様々なメディアで絶大な人気を博している漫画「ガラスの仮面」。主人公は地味で平凡な少女・北島マヤ。伝説の大女優・月影千草と運命的な出会いをし、演劇を知ったことで輝き始めるマヤの人生を、永遠のライバル・姫川亜弓との戦い、伝説の演劇作品『紅天女』出演への棘の道を絡めながらドラマテックに描き出している。
この不朽の名作の舞台化で、難役であるマヤ役に抜擢されたのが、ドラマや舞台に活躍する貫地谷しほり。さらに、マヤを見守り続ける桜小路優役に浜中文一(関西ジャニーズJr.)、大都芸能の冷血漢・速水真澄役に小西遼生、月影千草役に一路真輝が決定した。
高校生の頃に原作を読んだという貫地谷は、「小さなプライドから女優になりたいと言う事すら出来なかった私にとって、全力で芝居にぶつかっていくマヤの姿は眩しすぎました。あの時感じた衝撃の世界の入り口に、この夏、皆様をお連れできたらと思います」と大役に意欲を見せた。
また、浜中は出演を喜ぶとともに、「関西ジャニーズJr.の僕が標準語の作品に初めて出演するということで、どんな“東京男”になるのかにもご注目ください」と期待をあおり、小西も「誰もが知っている作品。愛され続けるキャラクター。その一員になる自覚を持って 原作ファンの方々にも まだ未知の方々にも楽しんで頂けるよう頑張ります」と決意表明。
原作者の美内氏は、「マヤは不幸を跳ね返しながら生きているような子ですが『ガラスの仮面』は幸せな作品です。多くの才能ある方々に愛されて、今また生まれ変わろうとしています」と新作舞台を心待ちにしている様子。
不朽の名作の新作舞台『ガラスの仮面』は東京・青山劇場にて8月公開。