77歳の名優レッドフォード、出演者一人・セリフなし・全編海上撮影の映画に挑む!

名優ロバート・レッドフォードが、最新主演作『オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~』で77歳という高齢にもかかわらず、全編水上での撮影という過酷なロケに挑んだ。
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劇中、出演者はレッドフォード一人、セリフも一切なし。そんな状況の中、迫真の演技が高く評価され、ゴールデン・グローブ賞主演男優賞ノミネート、ニューヨーク映画批評家協会賞主演男優賞を受賞した。
本作は、人生の晩年を迎えた一人の男が、ヨットで航海中、事故に見舞われ、サバイバルを余儀なくされる壮大な人間ドラマ。大海原を舞台に、自然の猛威、飢えや渇き、孤独と闘う日々の中、初めて自分の本当の気持ちと向き合う姿を感動的に描く。
2013年10月に全米公開されるや「映画史に残る傑作」、「本年度NO.1! 素晴らしく感動的」と批評家から大絶賛されている本作。先日行われた日本試写会でのアンケートでは、8割以上の人が「出演者一人、セリフなし」という設定に驚いたと回答。また、「こんな映画、観たことない!」(40代・男性)、「登場人物が1人なのに、集中してラストまで観られた」(10代・女性)、「セリフがないのにストーリーを感じることができた」(50代・女性)など、設定の面白さが特に良かったという意見も多く寄せられた。
さらに、77歳という高齢にも関わらず過酷な役に挑んだレッドフォードに対しても、「この役は彼しかできないと思う」(50代・男性)、「彼の役者人生の集大成!」(30代・女性)、「迫真の演技が凄い」(30代・男性)、「まさに体当たりの演技」(50代・女性)、「表情だけで惹きつけるのはさすが」(60代・女性)など、絶賛の声が数多く寄せられた。レッドフォード本人も「大胆だった。エキセントリックでセリフがない。変わった脚本で気に入ったよ」と絶賛し、すぐに出演を決めたという。
映画『オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~』は、3月14日よりTOHOシネマズシャンテ、新宿シネマカリテほか全国公開。