岡村隆史、ベン・スティラーにギャラ1万2千円でハリウッド進出を打診

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コメディアンで俳優のベン・スティラーとお笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が17日、東京都内で行われた映画『LIFE!』のジャパンプレミアに出席した。
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日本語吹き替え版声優を務めた岡村は「アイム・ゴーイング・トゥ・ビー・ア・ハリウッドスター」とこの日初対面したベンにアピールすると、ベンは「トゥゲザー!2人でハリウッドスターになろう。バディー・ムービーがいいね。『ビバリーヒルズ・コップ』の新作なんてどう?」とノリノリで、岡村も「ハリウッド進出、決まりました!」と大喜び。
さらに岡村はベンから「バンクーバーで『ナイトミュージアム3』の撮影中なんだ。明日も撮影をするから来ない?」と誘われると「日本では妖怪をやったことがあるけれど、それで出てもいいですか?」と映画『妖怪大戦争』で演じた小豆洗いとしての出演を提案。ベンから「それも可能だね。でも君のギャラは高そうだ。スタジオの人間と色々と相談したい」と言われると「ノー、ノー! ロー・マネー、1万2千円」と必死に食らいつき、ベンもタジタジに。
しかしベンと別れた後の囲み取材では「さっきの舞台挨拶が終わった瞬間、ベンさんがどこにいるのかわからなくなった。明日はバラエティーの収録が入っていると伝えようとしたら、アメリカ側の人が誰もいなかった」と報告し「一緒に食事でもと思ったけれど、連絡先も交換していない」とガックリ。周囲から自身とベンが似ている、という声を聞いたそうだが「実際に会ってみたらベンさんは肩幅が寺門ジモンさんと同じで、歩き方も寺門さん。自分とは全く似ていない」と残念そう。
それでも「ベンさんにハマっている感はあったので、次も僕が呼ばれるはず」と期待を捨てることはなく「どさくさに紛れて『ナイトミュージアム3』に小豆洗いが入っていてもいいでしょ?」と最後の最後までベンとの共演を諦めなかった。
同作はベン自身が監督と主演を務めたヒューマンドラマで、岡村がベン演じる主人公の日本語吹き替え版声優に抜擢された。雑誌「LIFE」の写真管理部に勤務している空想癖のあるウォルター・ミティ(ベン)が、最新号の表紙を飾るネガがないことに気づき、冒険家で著名なカメラマンと共に、空想をはるかに超えた旅をする様を描く。映画『LIFE!』は3月19日より全国公開。