『アナと雪の女王が』トップ独走! ランキング上位3作品全てアニメが独占

[国内映画興行]3月14日に初日を迎えた『アナと雪の女王』が、全国的に大ヒットとなり、大都市や地方を含め、上映劇場では満席が続き、熱気で溢れかえった。
【関連】エルサ役の松たか子も笑顔でアピール!『アナと雪の女王』大ヒット舞台挨拶
ファミリー層をコアに、中高大学生はじめOLを含めた女性層のハートをがっちり掴んだ本作。男女比も3:7とアイドル映画に匹敵する比率で、レイトショーはデートムービーになるなど平日も高稼働が続いている。
また、主題歌「Let It Go」の大ヒット、関連グッズも劇場だけでなくディズニーストアでも商品の完売が続出する等、一種の社会現象ムービーになりつつある。今週3連休からの本格的春休みに向けて今一番見たい映画NO.1の座は当分揺るがない強さも持ち合せている。
『アナと雪の女王』のビッグヒットにやや影響を受けたものの、幼児を含めたファミリー層に、固定ファンを持つ『映画ドラえもん新・のび太の大魔境~ペコと5人の探検隊~』が公開2週目にして早くも累計興収11億を突破、邦画アニメの実力を発揮し、興行ランキング2位に君臨。全国公開210館のスクリーン数ながら全国的な認知度、人気度ではひけを取らない『映画 プリキュアオールスターズ NewStage3 永遠のともだち』も初登場で土日累計興収1.9億強を叩きだし、ランキング3位と、上位3作品全てアニメ映画が独占。新作『ロボコップ』を含めた実写版の勢いを全て封じてしまった。
今週末は、新たなレジャースポットとしてCOREDO室町2がオープンし、TOHOシネマズ日本橋が誕生。映画業界に新風を送るが、特に米メジャー大作の公開も無い事から暫くは現在上映の作品群で興行ランキングを形成される事が予想される。