椎名誠・あさのあつこ 交通安全啓発のため、短編小説を書きおろし

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JA共済が地域貢献活動の一環として行っている交通安全啓発のためのポスターに、椎名誠とあさのあつこの書きおろし短編小説が朝日新聞に掲載された。
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今回のポスターでは、「親子の絆」「友達の絆」といった誰しもが共感できる設定をもとに2人が短編小説を書きおろし、JA共済のCMにも登場している上白石萌歌のインパクトのある横顔とともに掲載されている。
そのストーリーは「桜」「卒業」がテーマ。椎名は、「父のプレゼント」というタイトルで親子の旅行という非日常空間を切り取り、子を想う父の心境を丁寧に浮き彫りにした。一方のあさのは、「もうすぐ桜が」を書きおろし、日常の中、弟を介してこれまで交流のなかったクラスメートとの新たな関係が出来上がった瞬間をみずみずしく描いた。いずれも、どこか懐かしく、心が温まる物語になっている。
上白石の顔の上に小説の世界観が広がるというビジュアルと、思わず読んでしまうその小説は、JA共済のホームページでも見ることができる。交通ルールを守ることの大切さを、今一度考えるきっかけにしてもらいたい。