ポール・ギルフォイルが降板『CSI:科学捜査班』オリジナルキャストのブラス刑事役

現在アメリカではシーズン14が放送中の人気海外ドラマ『CSI:科学捜査班』。そのシーズン1からレギュラー出演していたジム・ブラス警部役ポール・ギルフォイルが降板することが明らかになった。
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Varietyによると、ポールは現行のシーズン14をもって降板するとのこと。ポールの意向ではなく、製作側の決定だったと関係者は話しているそうだ。本ドラマを放送する米CBS局は現地時間13日に本ドラマのシーズン15更新を発表したが、ポールが自分のキャラクターがシーズン15に戻ってこないことを知らされたのは先週の後半だったそう。ポールは21日の出演最終日に、感動的な別れのスピーチを他のキャストやスタッフに送ったという。
ポール演じるジム・ブラスは殺人課の警部。CSIチームのグリッソムの前にCSI主任を務めていたという設定だった。5月7日(現地時間)に放送されるシーズン14の最終話が出演最後となるが、ブラス警部の退陣劇がどのようになるか、詳細は伝えられていない。
ポールの降板により、シーズン1の始めからレギュラー出演するキャストは、ニック・ストーク役のジョージ・イーズのみとなる。サラ・サイドル役のジョージャ・フォックスはシーズン9と10でレギュラー出演ではなくなっており、シーズン11でレギュラーに返り咲いた。ほか、グレッグ・サンダース役のエリック・スマンダや検視官アル・ロビンス役のロバート・デヴィッド・ホールはシーズン1からの出演だが、レギュラー昇格となったのはシーズン3から。デヴィッド・フィリップス役のデヴィッド・バーマンはシーズン10からだ。
『CSI』シリーズはマイアミ編とニューヨーク編も終了し、現在、本家の『CSI:科学捜査班』を残すのみ。シーズン15からまた一人、懐かしい顔が消えてしまうが、新CSI主任のD・B・ラッセルを演じるテッド・ダンソンや、ジュリー・フィンレイ役のエリザベス・シューなど、新キャストが活躍し、ドラマを引き続き盛り上げている。