『愉快なシーバー家』ベン役子役スター、破滅的な過去を告白

無名時代のブラッド・ピットや子役時代のレオナルド・ディカプリオが出演した、80年代の人気海外ドラマ『愉快なシーバー家』。そのシリーズでシーバー家の次男ベンを演じたジェレミー・ミラーが、アルコール依存症だった過去を語った。
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ジェレミーは子役として9歳頃から『愉快なシーバー家』に出演、全7シーズンを通してシーバー家の次男ベンを演じて人気を博したが、番組が終わり、成人に達した頃にはアルコールを浴びるように飲むようになったという。だが、ジェレミーの飲酒癖は幼少期から始まっていたそうだ。
「祖父から聞いた話だ。僕は当時4歳だったらしいけど、パーティーの後に部屋を走り回って、みんなが飲み残したビールを片っ端から飲み干していたらしい」とジェレミー。コントロールが効かず最悪な状態だった時の様子を尋ねられると、「酒店に駆け込んで高アルコール度のビールを2~3缶買って飲む。そして昼頃にはバーボンやウォッカなど、その時に買うことにしたアルコールを飲み、夕方頃にまた別の物を飲み始めるといった具合だ」と、一日中飲んでいた様子を語った。
結婚し3人の息子のいるジェレミーだが、飲み過ぎて意識がなくなったこともあり、「子供たちが僕のことを怖がっていた」と、彼の行動が家族に影響を及ぼしていたことを告白した。また、ジェレミーは、自殺を考えた夜が何度かあったといい、「銃を所持していなくてよかったよ。自分のことが嫌で仕方なかったから、(銃を持っていたら)とてもバカなことをしでかしていたかもしれない」と、当時を振り返っている。
現在は治療とセラピーのおかげでアルコールを飲みたくなくなったというジェレミー。自分と同じようにアルコール依存症から立ち直ろうとする人たちを応援する団体のサポートをしているそうだ。