三池崇史「サヨナラ、退屈な日本映画」 市原隼人と極道ヴァンパイア映画に挑む

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コメディからホラーまで幅広いジャンルの映画を手掛け、世界が注目をする映画監督・三池崇史と、強い個性と演技力を兼ね備えた人気俳優・市原隼人。この2人が極道ヴァンパイア映画『極道大戦争』でタッグを組むことがわかった。
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『極道大戦争』は“撃たれても刺されても、死なないという伝説のヤクザの親分は、実はヴァンパイアだった!”という設定の、昨今の日本映画では珍しい、原作なしの完全オリジナル作品。ヴァンパイアに噛みつかれた者は、次々とヤクザ化してしまう衝撃展開の脚本は、三池組の元・助監督で、最近では映画『猫侍』の脚本・監督を務めた山口義高が担当。
主演を務める市原は、伝説のヤクザに憧れて極道に入ったものの、敏感肌で刺青が入れられない主人公・影山亜喜良を演じる。市原は、本作のため肉体改造に挑み、国内俳優の枠を超えた超本格アクションに挑む。
市原は本作に対し「こんなにクレイジーで展開が予想できない作品は初めてです。まさにエンターテイメントの真髄といえる作品に参加、そして尊敬する三池組に参加させて頂き、挑戦する場を与えてくださる事に心より感謝し、現場で暴れたいと思います」と気合十分のコメント。
一方、三池監督からは「サヨナラ、軟弱で退屈な日本映画。誰も望んではいませんが、勝手に初心に戻って大暴れです!…ごめんねみんな、クランクアップまで生き残ろうね」と自由奔放な演出が期待できそうな発言も届いた。
三池監督が原点回帰を誓った、超本格アクションエンターテイメント『極道大戦争』は2015年公開予定。